乳牛と酪農を科学する

乳牛と酪農を科学する

乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

書評

春のできごと

大学にも春が訪れ、新年度が始まりました。 今年は雪どけが早いので、新入生たちは乾いた地面を軽やかに歩いています。 桜前線の北上も例年になく早い様子で、松前町では早くも桜が咲いたそうです。 町内で和牛繁殖農家として新規就農した卒業生のT君が、つ…

イチオシの注目の2作品、テレビと新聞小説

僕が毎日(毎週)楽しみにしている作品が二つあります。 毎日の方は道新の新聞小説「かたばみ」(木内昇著) 昭和19年の東京の下町を舞台にした小説です。 挿絵がメンコくて、コミカルな場面も多く描かれています。特に、戦時中であっても、くだらねえ戦争は…

イチオシの注目の2作品、テレビと新聞小説

僕が毎日(毎週)楽しみにしている作品が二つあります。 毎日の方は道新の新聞小説「かたばみ」(木内昇著) 昭和19年の東京の下町を舞台にした小説です。 挿絵がメンコくて、コミカルな場面も多く描かれています。特に、戦時中であっても、くだらねえ戦争は…

栄養学・飼料学の入門書が発刊されました

ウシの栄養学、飼料学のテキストが発刊されました。 「臨床獣医」という技術雑誌の臨時増刊号です。 「獣医師のための飼料入門(緑書房)」 実は、このテキストの監修は、僕です。人生初の監修ということで、とても楽しい仕事を経験させていただきました。 …

喰わず嫌いでした・・、村上春樹

私の趣味の一つに読書があります。 私にとっては、趣味というよりも、衣食住と同じ、生活の一部といってもよいかもしれません。 最近のドはまりは、北方謙三の「水滸伝」や、そこから派生した中国史ものや歴史物です。 その他では、宮本輝の「流転の海」シリ…

朝の新聞小説は、前向きな気持ちになれるものが読みたいな

北海道新聞の、朝の新聞小説が、今日から新しい作品に変更になりました。 前作(「逃亡者」、中村文則)は、人種差別、戦争、宗教弾圧、人の心の闇、とあまりに暗い内容でした。 毎朝、目を通しましたが、人間の暗部ばかりが目立つ作品でした。 暗さと明るさ…

忙しいときに手にとってはいけない、要注意小説!北方謙三「水滸伝」

ここ最近はブログ更新ができていません。 私のブログタイムは、妻が次男を寝かしつけているときが大半です。 しかし、今は、ピョンチャンの熱戦が、私をPCに向かわせてくれません。 今日は、この後カーリング女子に、パシュートの決勝(^^) さらに、もう一つ…

二つの出会い:クリスマスの暖かさとプレゼンテクニック

我が家はすっかりクリスマスモード。 私の生家ではクリスマスツリーを飾るくらいでしたが、アメリカ留学経験のある妻はかなり本腰入れてクリスマスデコレーションに取り組みます。 彼女と出会った当初は「いい歳こいて、クリスチャンでもないしな~」と思っ…

雨の休日の幸せと、裁判所への期待と幻想:書評「裁判所の正体」

今日の札幌は雨。その分、猛暑も一段落です。湿度は高いけど、気温低いのでとても過ごしやすく、妻も少し元気が戻りました。 心配なさってくれたnon46さん、アンディさんありがとうございます。 ついでながら、いつも拙文にお付き合いただ来ありがとうござい…