乳牛と酪農を科学する

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乳牛と酪農を科学する

乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

子牛が先か、親牛が先か

卒論 研究室 農場 哺育・育成

 

おばんです。

今朝は6時から出勤してますが、片付けなければならない仕事が全然なくなりません。。。

娘から昨日もらったバレンタイン手作りカップケーキを食べて空腹をいやしています。

小3の手作りですが、”思い”がたっぷりと効いていておいしすぎました!

おいしすぎて涙が出そうです。

 

さて、そんな父ですが、仕事では大きな節目が二つありました。

 

卒論があらかた終わる

 

一つ目、卒論履修学生5人中4人が提出完了!

お疲れさん!!

みんな頑張った!

私の研究室の卒論研究はとても大変です。

何が大変かというと、ウシを飼って、ウシにエサをやって、ウシから牛乳や採食量といったデータを取って、と毎日のように牛舎に通い詰めになるからです。搾乳サンプリングなど、農場の搾乳時間にあわせるため朝の5時スタートです。

雨が降ろうと、雪が降ろうと朝から牛舎。

このように、私どもの研究は肉体的、物理的にきついため、一人ではできません。ゼミ生全員で、一つの卒論をサポートします。よって、卒論履修者が多いと、ゼミ生全体が忙しくなります。

 

それでも、献身的に卒論担当学生のサポートをするゼミ生、それに応えて一生懸命まとめる担当学生、本当に頼もしいし、頑張り屋の、メンコイ学生たちです。

 

チームで取り組む卒論研究、必ずこの先の社会人としての人生に役に立つと思っています。

 

とにかく、今日は(4人だけど)お疲れさま!

あと一人は今日チェックしたので、明日には出せる予定です。

 

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(↑)卒論研究では牛舎だけでなく、実験室での分析も重要になります

 

そしてミャンマー人留学生Mさん

今日はMさんの学内研究報告会もありました。同時期に留学していたフィリピンからの留学生と二人でプレゼンテーションです。

Mさんは、とても上手にパワポファイルを作ります。

はっきり言ってすごい腕前です。

ミャンマーや家族の紹介(10ヵ月の娘さん、なまらメンコイ!)、お国の大学での研究や学生たち、本学での研究やゼミ活動、その他の日本での思い出など、あっという間の30分でした。ミャンマーにはサクランボがなく、生まれて初めてサクランボを食べたというところがカワイかったです。

 

Mさんの方も準備に時間をかけて取り組んでいて、とても良い発表でした。

お疲れさまです!

 

その後は、彼と二人で恒例の研究検討会も実施。残された滞在期間もジャスト2週間になりました。しんどいけど、悔いの残らないように頑張ります!

 

農場技師とのミーティング

 

私は現在、乳牛牛舎の責任者を任されていて、毎朝のミーティングと週一の少し長めの職員会議がルーティンになっています。

今朝の会議での小ネタを紹介します。

 

先日の帯広セミナーで、生まれ立ての子牛は出生直後に低体温症になりやすいこと、その対策を施すことで免疫機能が高まり、その後の発育にプラスになること、を学びました。昨日、そのことを紹介したところ、技師のSさんが早速、業者に保温マットの見積もりを取ってくれました。電気を通して温める電気床暖マットのようなモノです。

 

その購入を検討しようとして、いくつか意見が出されました。

冬場は子牛のために暖かいマットを敷いても、お母さんも気持ちよいのでその上に寝てしまい、子牛が寝られないのではないかという疑問がでました。

また、そのマットはブタ用なので、巨大な母牛が踏みつけると断線してしまうのではないかという疑問も出されました。

 

そんなときに、別のセミナーに参加したU技師から、出生直後の子牛はびちゃびちゃに濡れているが、子牛をまるごと乾かす全身ドライヤーのような商品があるそうだ、という情報提供がありました。

 

それを受けて、マットと同時進行でドライヤーも見積もりを取ろうということに決まり、話しが動き始めました。

 

私の提案から、小さなカイゼンの取り組みにサクッと動いてくれる技師のみなさんに感謝です。皆で同じ方向を向いて議論できる同僚をもって仕事がしやすいです。

 

全身ドライヤー、余り高くないと良いのですが(^^;)