乳牛と酪農を科学する

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乳牛と酪農を科学する

乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

若手獣医師向けの勉強会 後編

先日の帯広で泊まった宿がちょっとおしゃれでした。


私は帯広にはちょくちょく出張しますので、どこに泊まるかはその時の気分によって選択します。今回の宿、以前は古い安宿だったのですが、最近リフォームして気になっていました。

 

今回泊まって、見たことのないスタイルでとても斬新な印象を受けました。朝食もおいしかったし、リピートありの宿です。おしゃれカフェ併設のユニークな宿でした。

 

勉強会:未経験のグループワーク形式にチャレンジ

 さて、若手獣医師対象の勉強会、後編です。

 

前編はこちら

緊張と計算不足から、少し冗長な前半戦でした。。。 

勉強会の後半では、未経験のグループワーク(座談会とでもいいましょうか)に挑戦しました。

 

このスタイルに挑戦しようとしたのは、晩酌中の妻との会話がきっかけ。

私は、仕事の話しや悩み、迷いを妻によく持ちかける。聡明な妻は、しばしば鋭く、示唆に富んだ意見をくれる。特に、労務や人付き合いについての悩みについては、いつも妻に助けられている。

大げさでなく、本当に二人三脚で仕事に取り組んでいるイメージ。

 

ヒトとの会話の中には、悶々と自分だけで考えていても煮詰まるだけのことを、一瞬で整理し、ヒントをもたらす効果がある。

 

妻のアドバイスで、周到に準備したつもりだけど、座談会方式は初体験なので前日からかなりドキドキ。なんせ、やったことがない形式だから。

流れるように進まず、しらけムードに沈み込んだらどうしよう。不安と緊張でそのときを迎える。

 

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まずは、6グループに分かれてもらい、私が持参したエサをテーブルごとに回して見てもらう。

見て、触って、匂いをかいでもらって、あーだ、こーだとメモをとりながら品質や特徴、単価などを推測してもらう。

 

「いける!」

始まってすぐ、私も成功を確信できた。

 安堵のひととき。

 

こうなると私も乗ってくる。時間を置いてグループごとにコメントをしてもらう。それに対して、私がエサの栄養成分の分析結果を使って解説していく。みんなと私の一体感を感じる。

スポーツのゾーンに入る状態といえば大げさか。

 

気付いたときには予定の時間を少し超過してしまっていた。あっという間に終了。

時間が押して、メインイベントのエサ設計までやることができなかった。受講生のみなさん、消化不良でゴメンナサイ。

もう少し段取りを考えるべきだった。

この次はもっと洗練された講義をしなくてはいけない。

それがプロの仕事。

***********

 

とまあ、こんな風に超濃密、テンション上げ上げの勉強会を終えて、抜け殻のようになった泉はついつい深酒してしまったというわけです。

 

大学の先生というと自信満々と思われるかもしれませんが、私に限っては気の小さい単なるオジサンです。

才能も自信もない分、クオリティを上げるために泥臭く時間をかけて命削って仕事に取り組んでいます。

社交辞令半分だろうけど、講義後に会話した多くの人たちからお褒めの言葉をかけてもらえました。まずはホッとしました。

ありがとうございます。

 

帰宅後は子どもたちと妻に小さなお土産を渡して、のんびりしました。

月曜日から企業との共同研究の報告書を作らねばならない。。。

 

おまけのどうでも良い話し

当日の服装について「先生おしゃれですねー」と言われました。うれし恥ずかしい気持ちになります。

私は、勝負仕事の時は妻にコーディネートしてもらうので、「いやいや、愛する奥さんのコーディネートなんだわー、へへへ」みたいな感じで答えています。

おしゃれなのは私ではなく、妻の方でした(^^)

妻、最高!!

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