乳牛と酪農を科学する

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乳牛と酪農を科学する

乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

中四国地区養牛セミナー:岡山市

岡山から北海道に向かう”機中”、空の上からの更新です!

 

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久しぶりJALに乗りましたが、ANAと比べて高級感、サービスともに上をいっている印象を受けました。

 

登場した機材が特別なのかもしれませんが、シートも革張りで、機内全体を通して落ち着いた高級感あるデザインです。CA酸の制服も、機内のクールな雰囲気とマッチしていて、満足度が高かったです。

 

極めつけは、機内無料Wi-Fi
ANAではお目にかかったことがありません。

空の上からWi-Fi接続とは!

すげー

 

やはり親方日の丸(?)のJALは体力があるのですね。

 

先日、読者登録させてもらっているpicsimさんのブログで、私のブログを紹介していただきました。

www.picsim-blog.com

 

picsimさんのブログは読者数も多い、人気ブログです。
そのようなブローがさんに取り上げていただいたおかげでしょうか、ここ最近アクセス数が増えています。
ありがたいお話です。
picsimさんおよび訪問してくださった皆さんに感謝です。

 

岡山での酪農セミナーが終わりました。
直前になって、内容を修正しましたが、自分なりにはうまくできました。
ウシの第一胃(ルーメン)の栄養生理学(ルミノロジー)をメインに話をする予定でしたが、ウシの飼い方、管理のちょっとしたポイントについても紹介をしました。

 

ウシの飼い方について、最近強く思うことがあります。

ウシは快適な環境でないと最高のパフォーマンスを発揮できない、と。

 

私は栄養屋で、ウシのエサについて研究を重ねてきています。しかし、エサをいくらいじっても成績が伸びないことが多々あります。

ここでいう成績とは乳量のことです。

 

なぜだろうと考えているうちに、エサ以外のウシのストレス、安楽性、飼育環境(管理)に問題があると思い至りました。

テレビなどで、いくら食事が贅沢でも、肉体的、精神的に居心地の悪い家庭では、子供が健全に育たないという例を見たことがあると思います。

 

ウシも同じで、いくら理想的なエサが当たっていても、窮屈だったり、汚くじめじめした環境だと最高のパフォーマンスを発揮することはできません。

そういった話を前段で紹介しました。

後段では、ルミノロジーの私の専門分野に移行しました。

 

発表後は質問もいただけて、関心を持って聞いてくださった実感を得ることができました。

さらに、現場で活躍している獣医師から、生産現場での赤裸々な話を聞くことができてとても刺激を受けました。普段、大学でしかウシを見る機会のない自分にとっては、このような外での刺激は得がたい貴重な経験です。

 

学会や論文といった研究の場面だけではなく、生産現場の情報も学生にとっては役に立つ情報だと思います。何より私が多くの気づきを得ることができます。

これから本格的に講義や実習がスタートしますが、どのように伝えていこうか楽しみです。

 

本筋ではないですが、同行した本学のK教授とも旅をともにすることで親交を深めることができました。K教授はこの4月に赴任したばかりです。学内にいると、広すぎてた学類の先生と交流する機会がないので、おそらくこんな機会でもないとお話しするきっかけもなかったでしょう。こちらもとても素敵な出会いになりました。

 

久しぶりの気づき3点

1.岡山県ではルーメンフィルスコアを取り込み、エサの評価や健康状態の確認に利用している。(専門的すぎてスミマセン)

2.子牛にアルファルファマメ科牧草の一種)を飽食させると、おいしすぎてそればかり食べ、他のエサを食べなくて困っている農家さんがある

3.子牛のときにアシドーシス(ルーメンが酸性に傾く障害)になったウシは、大人になってもアシドーシスになりやすい体質になるのか?(良くも悪くも癖というのはあるだろう、と回答する)

 

帰宅は23時を回りそうです。明日も朝から仕事・・・

父ちゃんがんばるよ~