乳牛と酪農を科学する

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乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

教育テレビ「すくすく子育て」:ワンオペ育児?!

みなさん、おばんでした。

朝から夕方までのヘビーな酪農ワークショップを終えて、懇親会に参加して戻ってきました。

私はそれほど社交的ではないので、2次会も遠慮して、そそくさと宿に戻りました。

ワークショップについては改めて触れたいと思いますが、あら探しされて、ダメ出しされることを分かりつつ会場提供してくださった、帯広畜産大学に感謝。

 

↓畜大牛舎。学生への教育効果の高い掲示、素晴らしい!

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ワンオペ育児?!

宿に戻ってテレビの電源を入れたらやっていたのが「すくすく子育て」。土曜21時からやっている、この番組は長女が産まれてから良く観ています。

今日のテーマは、ひとりぼっちの育児に追い詰められたママをテーマにした「ワンオペ育児」!

すき家の牛丼屋でもあるまいし、シングルマザーでもないのに、ワンオペ育児とは?!

 

セイコーマートシャルドネのミニボトルワインを舐めながら眺めました。

 

番組の中では、1人子育てに悩む母さんが何人も出てきました。

その解決策として、「脱・ワンオペ育児、パパと一緒に乗りきる」だって。
申し訳ないけど、笑っちゃいます。

バカじゃないのかなって。


育児は母だけがするものでないし、母の“お手伝い”を父がするものでもない。

どちらメインで、どちらがサブというものではない。

子が愛おしいから、「育児をやりたい」と思って自発的にするものだし、その感情は女も男も代わらない。

パパは仕事で疲れているから、子育てを手伝わせるのも申し訳ないからママが1人で頑張るとか、「パパも子育てを手伝って」と思い切ってパパに相談するとか、僕には全く理解できません。

 

父さんは、子供が可愛いから自然に育児をするものではないのかな?

旦那は、奥さんを愛しているから、奥さんに楽してもらおうと思って自然と家事や育児をやろうと思わないのかな?

僕は息子のウンチのおしり拭きから何でもやりますが、こんな小さな事すら父さんにやってもらえず、病院に掛かるくらいになるまで悩んでいる母さんがいることにびっくりです。毎朝の掃除機掛けは僕の仕事だし、これは喘息気味の息子のことを思って、僕が勝手に考えてやっていること。皿洗いは、奥さんに楽してもらいたいから、これも僕が勝手に考えてやっていること。

 

話はそれますが、パパ、パパって一体。。。
わしゃ、父さんじゃ!パパいうな~
昭和生まれの自分には「パパ呼ばわりされるのが」全くなじめません(-_-)

 

子育てしない父さんがどれくらいいるのか分かりませんが、テレビ番組で取り上げられるくらいですから、少なくないのでしょうね。
僕には、子育てを恩着せがましくしかできない父親さんって、ライオンとかゾウアザラシとか、交尾だけ済ませたら子育てを一切しない動物並みに思えて仕方ないです。

 

我が家は外食の時に4人掛けのテーブル(2人×2)があったら、4歳の次男と並んで座るのは必ず僕です。なぜなら、彼にご飯を食べさせることが僕にとっての幸せだからです。妻は食べるのも遅いですから、ゆっくり自分で食べてもらって、僕は息子のご飯を食べさせます。妻もハッピー、息子もハッピー、それを思うと僕もハッピー。決してやらされているわけではなく、幸せを感じられるからやっているだけのことです。

 

父さんも育児を頑張るとか、ママも思い切ってパパに相談してみるとか、こんなくだらない番組が放映されること自体おかしいです。

子育ては楽しすぎます。

今日は疲れてるから絵本読むのやめたらと言われても、子供との絵本読みが楽しくて読んじゃう、くらいの勢いで子育てしちゃうぼくが異常なのかな??

 

だから、イクメンとかいう言葉が存在することすら、僕には理解できません。

イクメンとかいって特別視しないでくれ~、わしゃ子育てが好きでやめられないのじゃ~

 

2日続けてのテレビネタでした。

↓愛する母ちゃんの美しい弁当

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