乳牛と酪農を科学する

乳牛と酪農を科学する

乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

スーパーマーケット、ドイツと日本の違い

日本に帰国しました。
家族との語らい、妻の手料理、自宅の良さを満喫しています。

 

帰国してすぐ、妻と一緒に近所のスーパーに買い物に行きました。
帰国直前にドイツのスーパーでお土産を買ったので、両国のスーパーマーケットの違いが興味深かったです。

 

日本のスーパー
・なんといっても、野菜がキラキラと輝いている
・野菜がパック詰めされている(ビニル袋で包装されている)
・漬け物などのウェットで日持ちするパック詰め惣菜(副菜)が数多く売られている
・冷凍食品の品数が豊富、おいしそう
・お茶・ジュース類の種類が豊富
・ビールは350ml缶が中心
・飲用の牛乳の種類が多い
・ウインナーのような短いソーセージがほとんどで、加熱してあるものしか売られていない
・スライス肉が豊富に売られている
・魚コーナーが充実
・店員がムチャクチャ親切、買い物カゴから精算済みのカゴに移し替えてくれる、ものによってはビニル袋に入れてくれる

 

ドイツのスーパー
・魚売り場がない(少なくともハノーバーのEDKAでは)
・非加熱の長く太いソーセージが豊富(さすがドイツ)
・冷凍食品の種類が少なく、あまりおいしそうではない
・惣菜が量り売り
・チーズも量り売りで、品数が充実
・パンも量り売り、ただし菓子パンはなし
・水売り場が豊富
・ビールは瓶か500ml缶
・野菜、果物は1個からの量り売り、傷もの、変色したものも平気で陳列されている
・肉は塊肉、スライスされていてもせいぜいステーキやトンカツ用サイズ
・店員は無愛想、お金の受け取りしかしない

 

双方のスーパーの違いで印象深かったのは、以下の2点です。


日本はピカピカで規格がそろった野菜しか売られていないので、逆にハネ物が廃棄や加工用にかなり回されていると思いました。ドイツやその他の外国諸国より、圧倒的にロスが多いと推測します。もったいない話しです。

 

一方で、旅人目線では、ドイツは難儀しそうでした。
今回は宿泊先に電子レンジが備え付けられていたので、冷食を買って自炊をしようと考えました。

ですが、冷凍食品コーナーが品数が少なく、どれも大きなサイズでした。1人用サイズは見当たりませんでした。そもそも、あまりおいしそうな物が見当たりませんでした。

 

日本は、コンビニもあるし、自炊する旅人は、よりどりみどりで迷うほど充実した食生活を送れるでしょう。

 

単純にあちらが良い、こちらが悪いではなく、お国柄の違いを感じるのは楽しいものです。