乳牛と酪農を科学する

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乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

インフルエンザ泣き笑い

幼稚園に通う次男がインフルエンザにかかりました。

昨年は私がかかりましたが、今年は今のところ息子と娘のふたりです。

 

インフルエンザの予防接種を受けていることと、薬が格段に進歩していることで、息子の熱は発熱の翌日には36度台に下がりました。特に幼児はワクチンの2度打ちなので効果が大きいのでしょう。

 

息子の症状医が超速で回復したことで、幸いなことに、受験生を含む他の家族にも波及はしませんでした。

 

一方、ワクチンを打っていなかった娘は、治るまでも長引き、その後もフラフラ状態でとても苦しかったそうです。

そのつらさを思うと、インフルを完璧に防げるわけではないし、価格もそれなりに高いですが、ワクチン接種の効果は絶大といえそうです。

 

さてさて、ここまでが、タイトルの「笑い」の方です。

 

続いて泣きの方です(^^;)

 

学校、幼稚園には、インフルエンザにともなう登校・登園停止期間というものがあります。

発熱後5日、熱が下がってから2日とかいうアレです。

 

この制度(法律?)ができたのがいつかはわかりませんが、おそらくインフル発症後に投薬する効くクスリ(例えばタミフルのように)が、普及する前にできたのではないでしょうか。

 

たしかに、解熱後もウイルスを排出するといわれればそうかもしれません。
インフル発症者がはき出すウイルスはゼロにはならないでしょう。

 

そんなわけで、我が家では、元気いっぱいなのに、外出も外遊びもできない平熱の次男の相手を、妻が終日担当しました。

 

遊びたくて、退屈する息子の相手を、びっしりしていた妻はぐったりの様子でした。

我が家は専業主婦だったので、ルール通り、まじめに対応可能でした。


ですが、共働き家庭や片親家庭では、幼稚園や保育園を休ませて、園児をひとりで留守番させることはできません。私の生家もラーメン屋だったので不可能です。

どうしても親が仕事を休まなくてはいけないでしょう。

 

それにしても、熱が下がって、元気いっぱいなのに子供を園に預けることができないのは、親としては負担が大きいし、納得もしづらいでしょう。

ここだけの話、ルールを守りたくても守れない家庭多いのではないでしょうか??

 

インフルエンザは、劇的にクスリが進歩していて、ワクチンとの併用なら投薬翌日にはピンピンに元気になります。

 

娘のようにワクチン無接種のケース、初動が遅れて重篤化したケース、処置がハマってあっさり回復したケース、それぞれでインフル発症後の経過日数と排出するウイルス量は異なると想像します。

これらケースバイケースで、人にうつしてしまうリスクも加味して、基準を緩和してもらえると助かる人は大勢いるでしょう。

 

こういったことも、子育てしやすい社会を作るという意味で、小さな効果をもたらすのではないでしょうか。

↓暇をもてあましてラキューの大作を作りました。

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