私が親しく付き合っている人、素敵だなと尊敬できる人たちには、その生き方に共通した部分があることに気がつきました。
それは、欲が深く、その欲のために体力、時間、お金を費やせる人たちです。
そのような人たちの生き方には尊敬する部分があります。
一生懸命稼ぎ、チャンスをつかもうとして、自分の欲を満たそうとしています。
「欲」という漢字や熟語には、一般的には、あまり良いイメージがありません。
欲望
物欲
性欲、などなど。。
日本語で欲というと、「飲む、打つ、買う」に代表されるイメージが先行します。
浪費だったり、金儲けばかりが目的の成金主義だったり、女たらしやギャンブラーのような感じでしょうか。
お金、時間、人生の「浪費」のつながる欲は、たしかにマイナスの欲望かもしれません。
ですが、人生に前向きになれる欲、仕事のモチベーションになるような欲は、むしろプラスの欲といえます。
私の尊敬すべき友人たちは、楽しみや向上心と行った前向きな欲を実現すべく、一生懸命働き、そのお金を欲の実現のために使っています。
「欲」という漢字を、「夢」と置き換えてみてください。
そうすると、何の違和感もありませんよね。
台湾人の友人は、一生懸命働き、勉強を重ねて出世し、家族を連れて日本旅行を楽しんでいます。
別の友人は、「Work hard, Play hard, Drink Hard(仕事を一生懸命、遊びも一生懸命、飲みも一生懸命)がモットーです」と言っていました(カッコいい!)。
ある学生は、MLBの大谷選手を観たくて、アルバイトで資金を貯めて、単身アメリカ旅行に行ってきました。
腹いっぱい遊び、欲求が満たされると、前向きになれる脳内物質が分泌されて、さらに仕事や勉強をがんばろうと思えるそうです。
私の欲ですか?
私は家族を海外に連れて行ってやったり、妻とうまいものを食べ歩きたいという、欲を持っています。
妻のセンスで行くようになったカフェやレストランは、意外性や芸術性にあふれていて、腹だけでなく、目も心も満腹になれます。
こんな豊かな時間を知ってしまったら、がんばってお金を貯めて、贅沢をしたいと思ってしまいます。
休日、ダラダラ寝て過ごすなんてもったいないです。
手抜きせずに、おもいっきり遊びましょう