乳牛と酪農を科学する

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勤勉だけではつまらない、遊びは大切

今日のお休み絵本は、「ねこのくにのおきゃくさま」。
スリランカ人の作でした。

 

物語は、勤勉なネコたちの島が舞台。

 

この島のネコたちはとても働き者で、豊かな生活をしていました。

 

しかし、ねこたちは「とてもしあわせ・・・と、いうわけではありませんでした。なにかがたりなかったのです。」

 

それは、「ねこのくにのひとたちは、はたらくことはしっていました。でも、たのしむことをしりませんでした。」

 

これを読んで、僕は、遊ぶことをしなかった、両親を思いました。

子どものために、休まずはたらくというのが、両親の口癖でした。

 

僕は、そんな両親のことを重荷に感じていました。

そんなことを言わずに、もっと自分たちも楽しめば良いのに、と。

 

ですが、僕たちの親世代には、このような生き方をする人たちも珍しくなかったでしょう。

そうした先人のおかげで、今の豊かな日本が成り立っていることは誤りではないでしょう。

 

僕は遊びが大好きです。

遊ぶためにはたらいているといっても過言ではないかもしれません。

子供たちと遊ぶことも、妻と二人で遊ぶことも、大好きです。

 

両親の生き方に対する反発かもしれませんし、単なる性格なのかもしれません(^^;)

 

休日なのに家でボーッとしているなんて、僕には苦痛で仕方ありません。

何とかして楽しんでやろう、何かして遊んでやろう、と常にアタマのアンテナは多方面に張り巡らされています。

 

明日は、小樽の雪灯りの路に出かけてきます。
息子も、ワクワクしながら、床につきました。

 

さて、はたらきもののネコたちの島に、楽しむということは、やってくるのでしょうか??

 

楽しみや遊びは生活に豊かな彩りをもたらしてくれることを、この絵本は教えてくれます。

 

遊びにはお金がかかります。

そのことで、ときどき妻は眉をしかめますが、それでも、これからも我が家は、腹いっぱい、モーレツに遊ぶことでしょう。

 

↓ねこのくになのに、ねこにはみえないおきゃくさま?!

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