乳牛と酪農を科学する

乳牛と酪農を科学する

乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

朝食で牛乳飲み比べごっこを楽しみました

テレワーク&休校なので、朝食は家族でゆったり摂ることができています。

 

せっかくなので、カミサンと相談をして牛乳飲み比べごっこを企画しました。

 

飲み比べごっこは、先日の朝食です。

 

右は普通の高温殺菌牛乳、左は中温(正式には高温)殺菌牛乳です。

高温の方は120℃、2秒の殺菌、中温の方は72℃、15秒殺菌です。

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(かじったパンは、定番のピーナッツバター&ブルベリージャムサンドです)

 

市販の牛乳は加熱殺菌されますが、温度帯はいくつかあります。

超高温だと一瞬で終わる殺菌も、温度が低くなるほど殺菌効率が低下するので、長時間加温する必要があります。

 

超高温の120℃、2秒から低温殺菌の65℃、30分まで幅があります。

殺菌時間が長くなるほど手間がかかるので、お値段も高くなっていきます。

 

小2のムスコ君、一口目は普段飲み慣れている120℃殺菌の方をおいしいと感じたようですが、じわじわと味わっていくうちに、72℃の方をおいしくなってきたと言っていました。

 

この他、脂肪を一部除去した、中程度の低脂肪乳(白いパッケージのヤツです)も我が家ではよく飲むので、今度はこれらを混ぜて飲み比べをしてみようと思います。

 

食卓の話題作りにいかがですか?

親子で楽しめるし、牛乳消費にも役立つ、小さな楽しい時間になりますよ。

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