乳牛と酪農を科学する

乳牛と酪農を科学する

乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

暑くタフな夏の振り返り

今夏も、昨年に続き暑い夏でしたね。

北海道で、9月も10日になるのに30度超えって、今まであったでしょうか。。。


今日はようやく20度台の半ばで落ち着いて、過ごしやすい1日でした。

今夏は、暑さと同時に、多くのことが同時多発で立て込んだ夏でもありました。

 

特に大きかったのは

・新しく立ち上げる研究の地ならし
・今春に続き、2本目の酪農技術書の監修

の2つの案件でした。

どちらも、これまで経験してこなかったもので、仕事時間のかなりの部分を占めました。

 

その間を縫って、その他の仕事をこなすのはなかなかにタフでした。

特に、研究面の方は、その他の課題も含めて、ウシと学生がパートナーなので、どれだけ他の業務で忙しくても放っておくわけにはいきません。

うまく軌道に乗るまでは、僕も連日、立ち会います。

 

20年以上やってきましたが、教員としての意地だと思って、気合い入れて連日牛舎に出向きます。

カミサンには朝弁当と昼弁当の2食を毎日作ってもらい、ありがたい思いで一杯です。

 

そんな立て込みっぱなしの夏でしたが、いろいろなものが峠を越しつつあります。
新しい出会いや、新しい展望が開けたことは、この夏の大きな収穫です。

 

研究面は、学生たちが毎日の作業をルーチンワークとして確立できて、ある程度任せることができるようになってきました。

 

酪農技術書は、チョー中身の濃い本になりそうです。
もう少ししたら紹介できると思います。

 

昨日は、NOSAI獣医師対象の酪農WEBセミナー(ウェビナー)を終えることができました。

運営スタッフともども、初の試みでバタつきましたが、充実した講演を終えることができました。

 

ウェビナーの振り返り

ZOOMでのセミナーだったのですが、チャットで寄せられる質問に対して、僕の方で少しテンパってしまいました(T_T)
次の機会をいただけるとすれば、ラジオパーソナリティーが読者からのメッセージを読んでコメントを入れるような感じで、落ち着いて臨まなくてはいけません。

 

何とか夏を乗り切ったと思ったら、もうすぐに後期の授業準備です。

後期も遠隔講義スタイルが多くなるので、教材作りに明け暮れる毎日になりそうです。

 

今読んでいるビジネス書「残酷すぎる成功法則(エリック・バーカー, 橘玲, 竹中てる実)」の中にありましたが、北米のエグゼクティブの労働時間は週60~65時間とのことです。

僕の直近の1週間は64時間でした。

体を壊さず、長時間仕事に集中するために、食と睡眠、軽い運動は欠かせません。

こちら方面は、カミサンがホントに僕の体や健康を管理してくれています。

彼女、ただの主婦なのに、栄養や医学の知識に秀でており、尊敬しちゃいます。

今日は、タイミング良く職場の臨時休業日でした。

カミサンと大丸デートして、スワロウスキーをプレゼントして、うまいトンカツ御膳をいただいてきました(^^)

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