暖かくなってきました。
今年は雪解けが早くて楽です。
次男が通い始めた空手教室に、今日から私も参加することにしました。高校時代に3年間やっていたとはいえ、久しぶりで身体が全然動きませんでした。わずか1時間の稽古で全身グッタリです。。。
最近運動不足を自覚しているので、週に一度、子どもと一緒にエクササイズするのも悪くないですね。流派は違うけれど黒帯を締めて良いということで、昇級審査料が掛からないのはラッキーでした。
ここ数日で立て続けにパリの農業博が紹介されていたので、私も便乗します。
農業畜産と市民の距離感
読者登録させてもらっているkotorioさんのブログに紹介されていました。
昨日の日本農業新聞にも紹介されていました。
パリっ子 農に沸く(20170303)
「フランス、パリで同国の2大農業展、パリ国際農業祭(SIA)と、隔年開催のパリ国際アグリビジネスショー(SIMA)が先週末から相次いで始まった」
私もこのイベントに2度訪問したことがあり、最後に行ったのは2015年になります。
ものすごく大きな会場に、畜産物をメインに世界各国のグルメブース、農業資材ブース、そして種々多様な家畜の展示と、農業、畜産関係者はもちろん、一般市民にもとても楽しめるイベントです。家畜は私が目にした限りでも、牛、めん羊、馬、鳥、ウサギ、ロバとあらゆる家畜がいました。鳥も鶏だけでなく鳩もいて、フランス人の食の多様性がうかがえます。
豚の丸焼きなのか?まるごとハムなのか?
めん羊の品評会
ヨーロッパではポピュラーな発酵ソーセージ。カマンベールチーズのような白カビで覆われています。
オス牛もいます。
カウベル!買って帰りたかったけど、でかすぎ。。。
ウシもヒトもわんさか
ウシと市民の距離感が近すぎ!
日本では家畜を使ったイベントがあったとしても、衛生面や安全面のゼロリスクを求めますので、多くの場合このような真似はさせてもらえません。
立て看板、場内アナウンス、監視員が次のように繰り返し唱えるでしょう。
「触らないでください」「立ち入らないでください」「エサをやらないでください」「・・・しないでください」「・・・しないでください」」「・・・しないでください」。。。
私は仕事柄、外国に行く機会が多いのですが、あちらから帰ってくるとまず耳につくのがいたるとこで流される無機的なゼロリスクを求めるメッセージです。
「・・ご注意ください」「危険ですので・・・」
「抗菌」「除菌」「安心、安全」の氾濫も目に止まります。
おっとっと、楽しいイベントの紹介が、うるさいオジサンの小言になってきました。
私、中年化が進み、どんどんメンドクサくなってきたオジサンです。こういったことを言っていつも一人でカッカしているので、妻や子どもたちにうっとうしがられるんですよね~(^^;)
私のようなメンドクサいオジサンも、そんなことはどうでも良い普通の善良な市民もとにかく楽しめるイベントです。
この時期の渡航はシーズンオフで値段的にも手頃なので、パリを考えている場合の選択肢の一つにどうでしょうか?
行き方:とても簡単です。メトロのLine 12に乗って、Porte de Versailles駅で降りると目の前です。結構な混みようなので、人の流れに乗っていくと自然に着くでしょう。
料金:大人14ユーロ、12歳以下が半額、6歳以下無料(2017年のデータ)
英語版HP↓