みなさん、おばんでした。
今日は用事があって、札幌の街に家族で出かけました。用を済ませて、せっかくだから晩ご飯を食べて帰ろうということで、札幌駅前の雑居ビルに入りました。
地下に居酒屋が2件あり、2択です。
我が家はコスパ重視なので、最初チェーン店系の大衆格安居酒屋の門をくぐりました。
しかし、店員(アルバイト)の対応があまりに事務的なのと、店もあずましくない雰囲気で、出てしまいました。
お隣は創業40年の老舗、格安ではなさそうだけど昭和の香りがプンプンの文字通りの居酒屋です。
のれんをくぐるなり、4歳の次男をみて年配の女将さんがメンコイねえという感じで、おやつを出してくれました。
居心地が良くて夫婦してお酒が進み、子供たちも喜んで、ついつい長居をしてしまいました。結果的に、お勘定は安くはなかったです。
ですが、お金には換えられない万足感を得ることができました。
私の職場でも、上のヒトが現場の人の心に対する配慮が足りずに不平不満を聞くことが少なくありません。
商売も、組織も、結局は人の心を上手、丁寧に受け止めることが大切なのだと思います。おそらく機械的な対応の格安チェーン店の方が総額は安かったでしょうが、心の満足度を含めるとどっちがお得だったのでしょうか。
私の実家はラーメン屋で、両親は食だけでなく、居心地の良い空間を提供するというスタイルで40年近く商売を続けさせてもらえました。
人情を重視しすぎて成績が上がらないのは考え物ですが、人の世の中にはお金以外の優先順位というものがあると、私は考えます。
北海道の味覚?、八角の刺身を味わえて、妻もご満悦でした。
胆振管内出身の妻は子どもの頃、よく食べていたそうです。
気分が良くなって、今晩は私の小遣いでごちそうすることになってしまいました(^^;)
どうも、楽しくなると気持ちがでかくなってしまう、私の悪い癖です(笑)。
↓長男と次男。サツエキ構内で追っかけっこすんな~