日本農業新聞ネタが続きます。
5月27日(土)の日本農業新聞1面に次のような記事が掲載されました。
「福島県産食品の安全性に不安はないが買わないという消費者が、一定割合いることが、JA福島中央会が26日に公表した調査で明らかになった。」
日本農業新聞 - 「不安ないが買わない」1割 “隠れ風評”存在 福島中央会調べ
私自身は福島県産食品は厳密な安全性検査を通過してきている知っていますので、なんら拒否感はなく、むしろ応援してかってあげたいと思っています。(実際問題、食材を自ら買うことがほとんどないのでその機会はありませんが。。。)
記事では、東京で行われたアンケート調査の結果で、「安全性に不安はない」と回答したにもかかわらず、約1割のヒトが「福島県産食品は買わない」と回答していることがわかりました。
福島県では、たとえば米については全量・全袋検査を行っており、検査で基準値を超える米は1点も出ていません。(同新聞)
これだけの安全性確保に取り組んでいれば、安全が担保されないリスクは極めて低いと私は考えます。しかし、安全性の確立と安心感は別物。
一定数の人が、安全を理解していても、安心感を得ることができず、同県産の食品を口にすることをためらっている事実。
私のゼミの卒業生にも福島県で酪農を営んでいる若き酪農家がいます。
Kさんという女性ですが、地域の若手リーダーとして頑張っている様子が聞こえてきます。
↓その時の学生たちが取り組んでいた実験風景です。酵母の給与試験です。
福島県の農家は一生懸命がんばっています。もちろん、農産物以外にも海産物なども含め、他県よりも厳しい基準をクリアするために精一杯がんばっています。
がんばる福島県のみなさんを応援したいです!