乳牛と酪農を科学する

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乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

フランス視察2017:オルリー空港からEasyJetを使ってトゥールーズへ

パリからフランス南西部のトゥールーズまでは、オルリー空港からEasyJetを利用しました。
空港から更新しています。

 

パリからは定額タクシーを使って移動しました。
シャルルドゴールからパリ市内は50ユーロか55ユーロです。パリ市内からオルリー空港までは、距離が近いこともあって30ユーロか35ユーロです。
値段の違いはパリ市内のセーヌ川を挟んで左岸側からか右岸側からか、遠い側だと値段が上がります。

 

バスなどの移動も考えましたが、小雨模様だったため、タクシーを選択しました。
私はセーヌ川の南側(左岸)からタクシーを拾ったので、30ユーロで空港入りしました。ちなみにパリでタクシーに乗るときは、TAXIの看板のあるタクシープールからでないと乗ることができないそうです。
いろいろなブログを見ると、パリのタクシーはぼったくりだとか、不快な思いをした、という記述が多いですが、今回の旅ではそのようなことはありませんでした。きちんとメーターを利用してくれますし。

 

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uberというタクシー配車サービスがあります。
今回、uberを使ってタクシーに乗ろうとしましたが、パリ市内は人気のため値段が上がっているというメッセージが表示されており、利用は見送りました。実際の所、公共のタクシーだからといって高いことはなく、日本のタクシーと同じくらいの感じでした。


さすがにトゥールーズ行きのEasyJetには日本人は一人もいませんでした。

また、さすがLCCです。エールフランスと違って、ギリギリになるまで搭乗ゲートがわかりませんでした。出発の45分前くらいになってようやく、搭乗ゲートが表示されました。

 

なぜかはわかりませんが、30分以上前から大勢の乗客が搭乗口に並んでいました。
手荷物の収納を考えてなのか、自由席なのか?

私も並ぼうか少し不安になりましたが、座席指定してありますし、さすがに長時間並ぶ体力的なことも考えてのんびり座って待ちました。

窓から外を眺めていると、到着便の乗客がかなり激しい雨の中、外を歩かされて空港ターミナルに向かって歩いているのが見えました。
LCCだからなのか、小さな機材だからなのでしょうか。

 

私の搭乗時も同様で、最初に搭乗ゲートをくぐった乗客は雨中の行進をして後方の乗降口から乗り込みます。ただ、私を含めた後半の乗客はなぜか前方の通路から直接に機内に通されて、雨に濡れずに済みました。
なぜだかわかりません。。。

 

機内に入って長蛇の列の意味がわかりました。
EasyJetは、手荷物預かりが有料です。私はスーツケースを搭乗前に預けましたが、多くの人は有料を嫌ってスーツケースを機内に持ち込みます。そのため、私が乗り込んだ頃には、機内の頭上の物入れが満杯でした。私は小さなバッグ一つだったので問題なかったですが、スーツケースだとどこに収納することになったのかわかりません。

 

どうりで早く乗り込むために早い時間から並ぶのですね。

お金を払って時間と体力を節約するか、時間と体力を消費してお金を節約するか。
という選択をする必要があるのですね、LCCに乗るときは。

 

さて、旅の後半、トゥールーズに向けて出発します。

トゥールーズはパリから1時間のフライト。
札幌から東京くらいの距離です。
機上からの眺めはひたすら畑で、十勝平野のようでした。