乳牛と酪農を科学する

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乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

ハンガリー・ブダペスト、驚愕の食べ物の安さ&フィンエアー初搭乗コメント

昨夜、ブダペストに着きました。

長旅の疲れにもかかわらず時差ぼけで、早朝に起きてしまい、宿の向かいのカフェで朝食を済ませてきました。
札幌よりはずいぶんと暖かく、夜でも店の外で食事をする人も多かったです。

 

昨夜は、日本時間の深夜に到着してへろへろながらも空腹を満たそうと、がんばって近所の賑わっているレストランに入りました。

 

ミートソーススパゲティとビールを頼みましたが、2000フォリント、日本円で860円しかかかりませんでした。味も、パスタではなく、いわゆるスパゲッティという感じで懐かしい感じがしました。

 

↓晩ご飯を食べた食堂、地元客で賑わっていた

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近年ユーロ高のせいで、ヨーロッパに出張すると頭を悩ませるのが食費です。とにかく高いのです。
今夏、フランスに出張しましたが、まあ食費の高いこと。
ワンプレートとドリンクを頼むとすぐに25ユーロとかになってしまい、あっという間に3000円コースでした。これが昼食だと財布にはかなり痛いです。

 

それからすると、ハンガリーの食費はとても安いです。一大観光地のブダペストでこれですから、地方ではもっと安いのでしょうね。

街を走っている自動車も私が子供の頃に見かけたような自動車が多く、なんとも懐かしく、落ち着く雰囲気です。

 

東ヨーロッパは2年前にポーランドに行きましたが、そこよりもさらにひなびた感じといえばよいでしょうか。

 

宿の内装もポップでかわいいのですが、どこか東欧風というか、ロシア風といえばよいのか、レトロおしゃれな感じです。

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今朝の朝食も、こだわりのオーガニック風のカフェでしたが、非常に安く上がりました。ジャム付きクロワッサンと、一杯ずつ手で入れるコーヒーを合わせて450円でした。あのハンドメイドコーヒーが250円!

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昨夜、スーパーで水を買い出しに行きましたが、私が買った水は2Lのペットボトルで45フォリント、なんと20円でした!(字が読めず、運の悪いことに炭酸入りでしたが。。。)

 

宿のお兄ちゃんも優しいし、カフェにいた家族には気軽に写真を撮ってと頼まれたし、危険そうな雰囲気も皆無です。

ブダペスト、居心地の良い街です。


さて、15時から学会がスタート。
気合いが入ってきました。

 

フィンエアーはいろんな意味でシンプル

 

今回はフィンエアー(フィンランド航空)を利用して渡欧しました。

成田から日本の団体ツアーとご一緒して、ヘルシンキからブダペストの小さな便もそのツアー一行と一緒でした。ツアーの旗を見ると、ぐるっと中欧を周遊するようです。異国で大勢の日本人と行動を共にてきて、落ち着いて過ごすことができました。まるで国内線に乗っているような感覚でした。

 

フィンエアー機内食は、JALANA、あるいは今夏渡仏時に利用したエールフランスと比べてシンプルでした。ボリューム的にややライトに感じました。女性や年配の方にはちょうど良いでしょうが、元気な男性には物足りないのではないかな。

 

外国では短距離の路線でも軽い食事が提供されることが多いのですが、ヘルシンキブダペストの約2時間の航路では飲み物だけでした。一応、国際線なのですが。

 

マリメッコブランドのブランケットなど、機内は洗練されたデザインですが、食事も含めてシンプルかつスリムな感じがしました。

 

価格帯やサービスを考えると、フィンエアーは、JALANAなどのメジャー高級航空会社と、LCCのような格安航空会社の中間に位置すると思えばぴったりしそうです。

 

最後にヘルシンキを空から眺めた感想です。

北国だけ合って紅葉が進んでいましたが、黄色い葉っぱばかりでした。
我が北海道は黄色や赤など山が燃えるような美しさにゾクゾクしますが、なんともあっさりな印象を受けました。

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