乳牛と酪農を科学する

乳牛と酪農を科学する

乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

国際学会発表の結果:外国の人に当たって砕けずにがんばった

燃え尽きました。。。

昨日、現在参加中の国際学会でポスター発表を終えました。
私は、英語が堪能ではないので、なまら緊張して発表に臨みました。

 

日本の学会でもプレゼンスタイルのはポスター発表があります。プレゼンするといっても、興味のある人がさらっと10人も集まってくれれば上出来です。
黒山の人だかりになるということはめったにありません。

 

しかし、今回は相当こぢんまりした学会だったので、なんと参加者全員で発表演者のプレゼンに聞き入るというスタイルでした。。。

 

↓私の次に緑の服の女性が発表しました。

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日本語では100人を前に講演しても大して緊張しないのですが、英語というのはキツかったです。

 

しかし、練習のせいかもあり、なんとか最終着陸点までたどり着くことができました。質疑応答にもそれなりに答えることができました。

 

フ~、発表を終えてどっぷりと疲れました。

 

緊張が切れたのもつかの間、夜からは参加者一同での懇親会です。
地元でも人気のワインと食事のレストランです。

 

私のテーブルには、ロシア人のご夫婦、ベルギー人の教授と大学院生、その他、パキスタン人、オーストリア人、ハンガリー人と多彩な国の人たちが集いました。

 

↓雰囲気の良いレストランでした

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私はそれほど社交的な方ではないので、日本でもこういう場は得意ではありません。それが、今回は自分以外は全員外国人の完全アウェー。

 

こちらの会もぐったりと疲れました。
ただ、おいしい料理とおいしいワイン、初めて聴くことばかりの話題など、疲れはしたけど得がたい時間でした。

また一つレベルアップの階段を上った感じがします。懇親会はオプションだったので、どうしようか迷ったのですが参加して良かったです。

 

みなさん、大学教授に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。
テレビで観る先生たちは自信満々です。
ですが、少なくとも私はこんな感じで、おっかなびっくりやっています。

小市民ながら、プレッシャーがかかる場面にあえて飛び込んで、日々成長を心がけています。

 

さて、まもなく今学会最後のセッションが始まります。