長い出張も終わり、帰路につくところです。
東京の桜、きれいでした。。。
さて、空港内のとあるWi-Fiサービスで、書籍を3000字に要約して、紹介するというのがありました。
そのページでは、最新のビジネス書が、並んでいます。
1冊ずつはどれも魅力的なのですが、購入するとなると、ちょっと躊躇するものも少なくありません。ま、立ち読みくらいで済ませようかな、という本もあります。
ですが、ここでは、1冊の内容を3000字に要約してくれているので、著者が伝えたい幹となる部分を数分で、把握することができます。
これは便利です。
今回は、TED式プレゼンの極意、英会話の上達法、雑談力です。
「TEDトーク 世界最高のプレゼン術」ジェレミー・ドノバン著、では、まず、ストーリー設定の大切さを説いています。そうして、自分の身近な話題の盛り込み方、最後はできるだけハッピーエンドで終わりましょう、ということが書かれています。さすがに要約の限界なのか、具体的なテクニックについては省略されています。
「本物の英語力」(鳥飼玖美子)では、日本人は(私も含めて)英語が苦手なので、英語格差が生じています。
”ある程度の英語力”を身につけるためには、まずは基礎となる母音の発音を身につけることが重要だそうです。骨と産まれる、どちらもボーンですが、その違いを発音できるようにすることが大切です。
英語のロジックを身につけることも重要です。たとえば、最初に結論を述べ、その理由や説明を次に持ってくる、といった流れです。
「雑談力が上がる話し方」(齋藤孝)は、軽いけど、興味深い内容でした。
今回の学会でも、休憩所や、喫煙コーナー(東大には喫煙コーナーがしっかりありました!)などで、周りに人の輪ができるヒトと、ぽつんといる人がいるじゃないですか。私も、どっちかというと中心に位置するタイプではないのですが、その差には、雑談力の違いも関係しているようです。
雑談力があると、親近感がわいてきて、ビジネスなどでちょっとしたミスをしても許される、ひいきにされるといったメリットがあります。
話題は何でも良いです。中身がないことが雑談のミソです。挨拶をしたついでに、その少し前に目にとまったこと、「あそこのお店改装中ですね・・・」と行ったような程度のことで、良いそうです。
雑談を、少し意識するだけで、格段に親近感がアップします。
と、3000字をさらに抽出してみました。
短い時間で、3冊を読んだつもりになりました。
こういったサービスを利用して、さらにアウトプットしてみると、読まずに素通りしていたはずの情報がほんの少しでも、頭に入り込みました。
要約サービスがあると、隙間時間での勉強に良いですね。
↓ドイツで見かけた蒸気機関車