ここ最近の農業新聞で、野菜と卵の値崩れという、2本の記事が掲載されました。
野菜の記事は、4月22日付で、キュウリ、レタス、キャベツなどの市場価格が低迷しており、農家の手取り収入が減ってるという内容です。
日本農業新聞 - “暑い春”野菜低迷 生育進み出荷集中 高騰の反動・・・買い控え、輸入増加
一方、卵の記事は、5月4日付で、過去10年間で最低水準の安値という内容です。
日本農業新聞 - 鶏卵価格 過去10年で最低水準 供給過多、低迷長期化も
過去5年平均で、キュウリは4割、レタスは3割安いとのこと。
卵は前年同期と比べて、およそ30%安いそうです。
こういった記事が掲載されると、我が家では、晩酌の話題に、妻に紹介します。
今晩、その話をしたところ、彼女の感覚では、近所のスーパーでの店頭価格は、そこまで動いていないそうです。
確かに、卵が3割安くなっていれば、仮に1パック150円だったものが、100円ちょっとで売られていなければなりません。
さすがに、ここまで安くなっていないことは、週末しか買い物に行かない私でもわかります。
今冬の野菜などを思い出すと、天井なしの値上がりだったように、記憶しています。
その値段が、少し落ち着いた印象はありますが、記事にあるように、5年ぶり、10年ぶりの安値という、驚く価格ではないですよね。
農家が泣いて、消費者は変化に気づかない、その差額、一体どこに行ってしまったのでしょうか??
世の中、お腹周りの脂肪と同じで、モノの値段は、増える(上昇する)のはあっという間だけど、落とすのは、ユルくないですね。
おっと、減る(低下する)のは簡単だけど、高めるのが難しいものも、世の中にはありました。
その代表選手は、小遣いと勉強の成績。
私の小遣いも、結婚以来、一度も上がっていません(^^;)
↓GWに妻とランチしたお好み焼き。卵が乗っていました。