いよいよ、明日から高校入試の本番です。
私立高校の受験から、3月の公立高校の受験まで、我が家は最もピリピリした日々のスタートです。
かたや大学生も卒論の締切も来週に迫ってきました。
入試も卒論も期日が決まっている(締切がある)という意味で、忘れてはいけない、とても大切な考え方があります。
それは、完成度が7割でも8割でも、とにかく締切までには最後まで仕上げなくてはいけないということです。
小事にとらわれて大事を逸するようなことになってはいけないので、時にあきらめも肝心です。
例えば数学の解けない問題を解決したいと思っている受験生が、入試までの残り日数を考えずに、その問題に長時間を投下しすぎると、他の科目の勉強時間が削られてしまいます。
最悪のケース、時間をかけた数学は高得点だったとしても、他の教科も含めたトータルで合格点に届かないことも考えられます。
入試直前に、相当努力しないと理解できない問題に時間をとられるよりは、かけた時間と得点が比例するであろう他の分野をやったほうがコスパが良いといえるでしょう。
卒論も同じで、とりあえず最後まで書き上げることが重要です。
研究上、大切だと判断したからといって、自分の知識レベルには難しすぎる箇所を調べ続けるあまり、何日も停滞してしまってはいけません。
そのようなことで締切に間に合わなくなってしまっては、本末転倒だからです。
受験勉強で解けない問題、研究にとって重要であるが難しすぎる考察、どちらも中途半端に放置してしまってはスッキリしません。
そこにいたるまでに時間をかけていればいるほど、かけた労力が無駄になってしまうように感じてしまうからです。
ですが、残り時間を見誤ることは、「ソコ」が解決しない以上に深刻なダメージをもたらします。
諦める勇気という点では、投資やギャンプルの「損切り」も同じようなことかもしれません。失恋したときにフラれた相手を忘れることも同様でしょう(私は忘れられないタイプでしたが・・・(^^;))
受験や卒論には、残り時間があるのでペース配分がとても重要になります。
かけた時間と、それによって得られる成果との、コスパをイメージし続けることが大切だと、私は考えます。
我が家の受験生、卒論に取り組んでいる4年生、残り時間を逆算して取り組めているでしょうか。
全てが終わったとき、自分にとっての最善を尽くしたので悔いなし、と思えるようにがんばって欲しいです。
↓常に遊びに最善を尽くす次男(^^;)