乳牛と酪農を科学する

乳牛と酪農を科学する

乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

アンケート調査の奥深さを学ぶ

兵庫県から移動して、東京で統計学セミナーを受講してきました。

テーマはアンケート調査についてです。

 

アンケートは、私の研究室でも、卒論研究で過去に実施したことがあります。

農家や研究機関を訪問するときは、厳密にはアンケートとはいえないかもしれませんが、質問用紙を作成します。

 

今日のセミナーを受講して、今までのものが、いかに適当であったがわかりました(-_-)

 

私たちのような素人がアンケート用紙を作ると、五月雨式の質問となり、抜けや重複が生じてしまうことが理解できました。

 

設問は、きちんとしたプロセスにしたがって作らなくてはいけないことを学びました。
アンケートを考えるときは、対象とするものを図式化し、課題となる項目を大要因から徐々に細分化して、個別の小さな要因に体系だって分解していくことが必要です。

特性要因図などを用いることが重要です。

 

こうすることで、初めてきちんとした統計解析が可能となり、結果の客観的な解釈ができます。

 

今日のセミナーは、足を運んだ甲斐がありました。

 

間もなく搭乗なので、今日は短めで失礼します。
自宅着は、22時を回ります。
明日は9時スタートの1講目から実験があるため、その準備で7時半頃出勤です。

 

出張明けの勤務は厳しいですね。
教員といえど、サラリーマン、体力勝負です。

 

↓本州の酪農家は輸入乾草主体です

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