乳牛と酪農を科学する

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女は強い、二人の母を描いたドキュメンタリー

先日、たまたまチャンネルを合わせたNHKで、力強い女性を描いたドキュメンタリーが2本連続で放映されました。

 

一本目は、山ちゃんと杉浦アナが司会の「逆転人生」

「難病の女性が奇跡の出産 二つの命をめぐる決断」です。

 

寺嶋千恵子さんは2歳の時に全身の筋肉が萎縮する難病と診断された。妊娠時の体重は20キロ。当初、医師たちは「命の危険がある」と妊娠継続に反対。両親にも反対された。それでも「お腹の子は自分しか守れない」と千恵子さんの意思はぶれなかった。その姿が少しずつ医師たちの心を動かす。産婦人科医が中心となってチームを作り、出産の可能性を探っていく。そして母子の命をめぐるギリギリの決断の末に、奇跡の瞬間が訪れる。(番組HPより)

 

2本目は、ドキュメンタリー番組「ストーリーズ」

「彼女が水着に着替えた理由」

 

オストメイトとは、さまざまな病気や障害などが原因で人工肛門や膀胱(ぼうこう)を腹に作った人のこと。現在、国内には約21万人いるが存在はあまり知られていない。そこで立ち上がった当事者が、エマ・大辻・ピックルスさんだ。自身の水着姿を撮影、オストメイトのパウチ(大便を受け止める袋)を製作するメーカーとモデル契約の交渉をしている。“かっこいい”存在になってオストメイトの環境を変えたいという思いを見つめる(番組HPより)

 

主人公の女性は、お二人とも重度のハンディキャップをお持ちです。
ですが、そのハンディキャップに負けていません。

 

二人には、共通点がありました。
下を向かず、ハッピーに生きるために、最大限のチャレンジを試みるカッコいい人物だということです。

 

逆転人生の千恵子さんでは、元気に育っているお子さんがじゃれついている姿を見て、オストメイトのエマさんは同じハンディキャップを持つ年少の女の子が勇気づけられる場面をみて、僕は思わずウルウルしてしまいました。

 

小さなことにクヨクヨしてしまう自分が情けなく思えるほど、二人の女性は前を向いて、輝いていました。

我が家のカミサンもそうですが、「女は強い」ですね~

 

たまたまでしょうが、2本連続で、たくましい女性の生き方を観ることができました。

人間ドキュメンタリーを作らせたらNHK
目の付け所が違います。

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