乳牛と酪農を科学する

乳牛と酪農を科学する

乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

チャンスを逃さないためには知ることと行動すること

ついに今朝は札幌の街も白くなりました。


僕の通っている空手教室や大学の一部の対面の授業も、換気最優先でこれまではやってきました。
でも、換気作戦もかなり限界に近づいています。


先週の空手の稽古は寒中稽古か?!という気温の中で行われました。
教室も換気をしていますが、寒くて仕方ありません(T_T)

これから、北海道ではコロナ対策の換気をどうやって行けば良いのか、切実な問題です。

 

さて、今日の話題は、知ることと、行動することって大事だよなあということです。

これまでの人生、みなさんは目の前を通過していったチャンスを、どれだけモノにしてきましたか?

また、スルーした方ががハッピーになれるマイナスのチャンス(誤った選択)をどれくらいしましたか?

僕は、社会人人生の前半はマイナスチャンスのゲットが多かったけど、最近はプラスチャンスのゲット率が上がり、チャンス収支はプラスに転じているといった感じです。

NHKで山ちゃんがやっている「逆転人生」のマイルド判という感じかもしれません。
バツがついているヒトは、一旦、大きな負債をつかんだところからのスタートになります(^^;))

 

一方で、僕はいろいろなチャンスを投げかける機会も増えてきました。

そんなときに人間観察をするのですが、目の前にチャンスをぶら下げられたときの反応がヒトによって様々で興味深いです。

特に興味深いのは、チャンスを提示しても食いついてこないヒトが少なくないことです。

 

チャンスを見逃すヒトには二通りのタイプがあります。

 

一つ目は慎重で保守的なタイプ。
こういったヒトは、もったいないなあと思いますが、本人の性格や価値観なので否定するつもりはありません。
ただ、組織のリーダーがこういった決断ばかりしていると、同僚や部下は困るかもしれません。

 

もう一つは、単に知識不足でチャンスの価値がわからないタイプ

例えば、僕の目の前にBTSのサイン入りブロマイドが落ちていたとしても、その価値を知らないので手に取らずに素通りしてしまうでしょう(BTSファンの娘にバカにされますが、顔が覚えられないのです・・・)。

まもなく50歳になるオジサンが、K-POPスターを知らなくても、それはそれで仕方ないかもしれません。

 

ですが、ビジネスや学びの場で得られるチャンスは、ここまで自分の守備範囲を外したものではないでしょう。その多くは、自分の所属する分野に多少なりとも関連していることがほとんどのはずです。

そうであれば、少しだけ勉強して知識を入れておけば、その価値に気づけるのではないでしょうか。

後から後悔しないように学びを深めることを怠ってはいけません(チャンスということに気付かなければ後悔もしませんが・・)

 

そして、目の前をチャンスが通過していくときに、そいつをつかみ取りにいける行動力も身につけたいですね。

 

先日、NHK-BSで名作「江夏の21球」を放映していました。
そこで、近鉄の佐々木選手が、自分に投じられた唯一のストライクを見送ってしまったことをひどく後悔していました。

彼には、その後は全てボール球で攻め込まれ三振を喫します。

もう一度、無死満塁の打席に立ち、あの一球と対峙したいと語っていましたが、そのチャンスは二度と訪れません。

もし、あのストライク球を打っていれば、満塁のチャンスだったので得点に結びつき、日本一の立役者になっていたかもしれません。
佐々木選手は、後世に名を残していたかもしれないのです。

 

チャンスを逃さないと、よりハッピーな人生を送れるはずだと、僕は考えるわけです。

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