有給も組み合わせての正月休暇も今日で終わり。
年末年始は家で原稿執筆をしようと計画を立てていましたが、考えを変えました。哺乳子牛の試験当番に立ち会うくらいで、それ以外は家族との時間に費やしました。
そんな中、自分の時間としては、録画してあったキムタク主演のテレビドラマ「教場」の再放送を見ました。
これは、昨年の正月に放映されたのですが、見逃していました。ですが、娘がおもしろかったと言っていたし、私の教え子も何人かが警察官になっているので、関心を持ってはいました。
その第1弾が運良く再放送されたので、録画しておいたのです。観るのに数日かかりましたが、これが良かった~
私が教員をやっているということもありますし、教え子から警察学校の過酷さを聴いていたというのもありますが、観ているこちらまで緊張して手に汗をかいてしまうほどの迫真の演技でした。
未熟だった生徒たちが、キムタク演じる風間教官の怜悧で鋭く、しかしその奥にある愛情あふれる指導によって、徐々に真の警察官へと成長していきます。
登場する生徒たちもそれぞれ個性的です。
彼らは心に闇を抱えていて、その闇を乗り越えられる者、闇に呑み込まれてしまう者など、個々のケースも深く描かれています。
前編・後編とボリュームたっぷりでしたが、良質な映画を観ているような満足感を得ることができました。(カミサンは、キムタクが好きでないという理由から一緒に観てくれませんでしたが(^^;))
ドラマのラストは問題児チームが風間教官からの卒業試験に臨みますが、つっぱっていた学生が心を開く場面には感動してしまいました。
正月に放映された「教場」の第2弾も録画してあるので、今から観るのが楽しみです。
僕は原作を読んでいませんが、観ているだけで凍り付くような風間教官を表現するのは映像の方が迫力があるのではないかと想像します。
キムタクのはまり役と言えるのではないでしょうか。
おすすめの作品でした。
↓散歩途中の小川