コロナ禍で、最近は休日は自宅でのんびりすることが多いです。
そんな週末は、自然と、撮りだめしたテレビ番組やアマゾンプライムで映画といった流れになります。
先週の休みは、天気もかんばしくなくムスコ君も家にいたので、子ども向けの映画はないかなとアマゾンで探していました。
最初、ハリーポッターものを観たのですが、ストーリーが込み入っていて、小3のムスコ君はつまらなさそう。
そこで、もっと軽そうなやつを・・と探したところ、オススメ欄に並んでいた映画の1つにワンちゃんのメンコイ顔が目にとまりました。
星評価も高かったことから、内容もよく確かめずに見はじめました。
冒頭、いきなりメンコイわんちゃん登場で、イヌ好きのカミサンも合流して、家族で映画鑑賞となりました。
さして期待していませんでしたが、イヌが何度も生まれ変わるという設定と、「ボク」という一人称でイヌが自分の気持ちや疑問を語る設定が絶妙におもしろかったです。
イヌの考えている気持ちとヒトの考えにギャップがあって、大笑いしたり、時にシンミリしたり、はたまた「たしかに、こう思うよなー」と納得したり。
また、登場するわんちゃんたち(同じ「ボク」の生まれ変わりなんですが)に、不慮だったり、天寿を全うしたりの違いはあっても、必ず「死」が訪れます。
そのたびに、我が家の愛犬ミカンちゃんを重ねてしまい切なくなりました。
ですが、間髪入れずに輪廻転生し、「ボク」がメンコイ赤ちゃん犬に生まれ変わるので、観ている方もすぐ笑顔に戻れます。(この”間”が絶妙)
ずっと飼い主のことを思い続ける誠実さを持ち、正義感の強い「ボク」に、気持ちが前向きになれる映画です。
映画を観て、ますますイヌが好きになり、そして我が家のミカンちゃんが愛おしくなりました。
イヌを飼っている人も、そうでないヒトも、ペット好きなヒトにはチョーオススメの作品です。
気になって調べたら、続編もつくられているようですね。
そっちも家族で観なくちゃ。