乳牛と酪農を科学する

乳牛と酪農を科学する

乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

幸せと実益を兼ねた愛犬との散歩

告白しますと、僕は犬が嫌いでした。

 

子どもの時に父親が飼っていたアイヌ犬のテツ。可愛がっていたのだけど、低学年の自分には少し怖かったです。

 

大人になって、農家さんを訪問すると大型な犬が放し飼いでむしゃぶりついてきます。

これが怖くて仕方ありませんでした。

 

犬を見ると「カワイー」と駆け寄る学生は理解ができず、毎日散歩している飼い主さんを見かけても「ご苦労さまだな~」という感情しかわきませんでした。

 

その自分が、愛犬ミカンの散歩タイムを毎日、心待ちにするようになったのです。

全く持って信じられません(^^;)

 

我が家はカミサン、ムスコと3人で朝晩2回、ミカンの散歩に出かけます。

最近は暑いので早朝と夜ですが、ひっそりとした近所を家族でおしゃべりしながら歩くのは幸せな時間です。

ミカンの散歩をするようになって、確実に家族のコミュニケーションは増えました。

 

朝散歩はセロトニンが出て健康によいことは、精神科医の樺沢先生も繰り返し強調しています。

 

1回の散歩で数千歩になるので、朝晩合わせると5000~6000歩になります。

その他の生活での歩数を合わせると、毎日、1万歩を余裕でクリアできています。

 

そして何よりもミカンがメンコく、癒やされます。

ペットと過ごすと幸せホルモンのオキシトシンが出るそうですが、その効果は絶大です。

睡眠の質も上がるし、前向きに仕事に取り組めているように感じます。

 

犬友というまではいかなくても、散歩なさっている方とすれ違う際のご挨拶も心地よいひとときになります。

 

ミカンを可愛がり、世話をいとわないムスコの責任感も以前より増したように思います。

 

愛犬の散歩、見直しました。

我が家にミカンが来てくれたことに感謝です。


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