乳牛と酪農を科学する

乳牛と酪農を科学する

乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

酪農教育ファシリテーター研修を受けてきました

酪農教育ファームなるものがあります。

 

酪農家自らが、市民や、子供たちへの食育を通して、酪農や乳牛、ミルクの魅力を伝える活動です。

 

僕のように酪農家でなくても、この活動は可能です。

それが酪農教育ファシリテーターという資格になります。
(もちろん酪農家も取得できます)

 

酪農のミリョクを伝えるために、数年前に僕もファシリテーターの資格を取得しました。

 

今日は、大阪で酪農教育ファシリテーターの研修を受講してきました。

 

十数名の参加者でしたが、酪農家、農業高校の先生、関連企業の方など幅広い方と、グループワークを通して語り合うことができました。


酪農大の短大を卒業した方も2名いらして、一人は密に関わっていた教え子で、なつかしい再会となりました。(Kくん、立派に営農しながら食育活動も続けていてカッコよかったよ)

 

みなさん、酪農の応援団として、意識高く、子供たちや中高生、市民に対して地道な活動をなさっていました。

深く語り合った、I牧場のKさん、素敵な笑顔とポジティブ思考が眩しかったです。

参加者のみなさんが漏れなく、義務感ではなく、ご自身も楽しんでやってらしたのがとても印象的でした。

 

日々幸せ感じ上手

 

これは、僕の心の師匠である日高晤郞さんの言葉ですが、参加者は忙しい日々の本来業務の合間に、楽しんで、パワフルに酪農のミリョクを伝える活動に取り組んでいることを、深い語りの場を通して知ることができました。(今回のワークショップのファシリテーターのSさんの仕切り、見事でした)

 

明日から、頑張れるエネルギーをいただいて、帰路の空港でビール片手に551をつまんでいます。