乳牛と酪農を科学する

乳牛と酪農を科学する

乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

搾乳ロボット

ロボ配に香り付けは有効なのか?

昨日まで秋田県立大学で東北・北海道ブロック農場協議会という会議に技師1名と共に参加してきました。 農学部のある大学には附属農場が併設されているのですが、今回の会議は農場に所属する教員と技師が一堂に集まる会議になります。 全国版と地域版があり、…

搾乳ロボット ビッグ3

昨年の秋口から、フィールド教育研究センター(附属農場)の長として、数多くの改革に取り組み始めました。 センターの中でももっとも古い施設である酪農生産ステーション(乳牛舎)の改革は待ったなしです。 現行の牛舎は2000年にインテリジェント牛舎とし…

今、このタイミングで、酪農家が牛舎を新築するには

懇意にしている酪農家が搾乳ロボット牛舎を新築する計画があると相談を受けました。 その件で、幅広い専門家を招いて検討会をするということで、僕も呼ばれました。 検討会に招かれたのは、僕の他には、牛舎設計のプロ、飼料設計から酪農経営まで幅広い守備…

搾乳ロボットセミナー:北米の最新情報

搾乳ロボットという機械が日の出の勢いで普及しています。これは日本に限らず、全世界的傾向です。 搾乳ロボット - Google 検索 通常、搾乳作業は人の手で行います。手搾りではありませんが、ミルカーとよばれる搾乳機器を牛の乳頭に装着する作業は人が行い…

科学的、合理的思考のすすめ:搾乳ロボット内での、濃厚飼料の給与法

ここ数日、立て続けに、北米で活躍する研究者による、酪農や研究についての考え方について学ぶ機会がありました。 一つは、先日もご紹介した、帯広のセミナーです。 今日は、マジメに、酪農の技術について触れたいと思います。 日本では、搾乳ロボットが、飛…