乳牛と酪農を科学する

乳牛と酪農を科学する

乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

原稿

暮れゆく年末、ワンコとのんびり

暮れも押し迫り、雑務も片付き、あとは年を越すだけとなりました。 幸い、天候も悪化せず、踏み固められた雪道を毎日快適にワンコと散歩をしています。 僕の職場は、学生の授業終了日に合わせて、何と23日が御用納めでした。 ただし、ここには労使合意の有給…

外来語、特にラテン語を日本語で伝えるのが難しいのです

外来語を多用するお方は世間様から批判されがちです。 某首都の知事さんなど、コロナ関連の会見では外来語を頻繁に口にします。 僕たちのような研究職は、学生や農家さんの前で授業や講演をするわけですが、外来語や英語表記の略称をそのまま使う方も珍しく…

マスメディア:断片だけ切り取られると真意が伝わらない。。。

ちまたでは、某大臣の不用意な発言で、大学入試の英語についてすったもんだになっています。 私は、英語が堪能な妻とこの件で話をしました。 妻はTOEICと英検の両方について高得点を取得していますが、両者の得点を取るためのスキルは全く異なると言うはなし…

2018年、仕事の棚卸し

年明け、日々の仕事が、なかなか充実しています。 先週から今週にかけて、4社の企業の方とミーティングの時間を持ちました。 新しい研究の芽であったり、すでに成果の出た研究の果実だったり、と実りのある意見交換の時間になりました。 また、私のゼミの卒…

乳牛のルーメン内容物は、堅く詰まっていればよいのか?

今日は、酪農のテクニカルな話しです。 最新号の、酪農技術雑誌「デーリィマン5月号」に、私の書いた原稿が掲載されました。 乳牛に、乳を大量に生産してもらおうとすると、穀物を多く与えなくてはいけません。 穀物は、エネルギー価が高く、牛に与えると乳…

原稿執筆:反芻の新しい考え方

新学期の始まりです どこの職場も新年度は、多少なりと緊張感を持って仕事がスタートしますよね。 大学では、3月までは、比較的自己に向かう仕事中心のスタイルが可能でしたが、4月からは当然ながら、学生に向かう仕事中心のスタイルにガラッと変わります。 …