乳牛と酪農を科学する

乳牛と酪農を科学する

乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

見終わってパートナーに優したくなる映画「今度は愛妻家」

「コーヒー飲む?それともカフェオレにする?」 週末の朝、朝食を終え、新聞を読みながらトロリとした時間を過ごしているとき、妻から優しい声がかかります。 いつも感謝を覚える、ありがたいひととき。 妻の愛情を感じる、幸せな時間です。 今日は、そんな…

オカンメシ

我が家の団らんテレビのひとつに「サラメシ」があります。 番組中に、ある視聴者が、昼の弁当を毎日アップしていると紹介されていました。一言コメントをつけて。 私もマネして、ブログで取り上げてみようと思いました。 記念すべき第1回目は、土曜日の今日…

縁をつなげて、諦めない行動力で、大きな成果

出張先の東京。 いつもの宿で朝食をとっているとき、嬉しいメールが届いていることに気がつきました。 数年前、私は、十勝で若手獣医師のために栄養学の連続学習会に招かれました。その時の出会いがきっかけになって、今でもお付き合いが続いている獣医師が…

実験の分析で悪戦苦闘しました

今日から東京出張です。午前中は、大学でゼミ演習と研究打合せをしてきましたが、ゼミ室で学生がストーブを焚いていました。東京はまだ半袖。。。 さて、この春から、私の研究パートナーとして、家畜飼料学のD助教が着任しました。 卒論研究の一環で、彼とと…

巨大洗濯機がやってきました

我が家には、7年間使っている洗濯機があります。 この洗濯機、調子はすこぶる良いのですが、子供が大きくなると洗濯物が増え、次男などは寝ているときに鼻血をだすので、カミサンの洗濯頻度は半端ありません。 私も洗ったもの干したり、取り込んだり、洗濯を…

お母さんありがとうパーティー:週末の小さな幸せ

何度かお伝えしていますが、我が家のルーチンとして、2週間に一度、図書館で絵本をかりてくるというのがあります。 最近は、短い絵本に加え、「かいけつゾロリ」シリーズやお料理ものなど、少し長めの絵本とは違う本も、次男君は読みたがるようになりました…

映画:戦争によって翻弄される人生

私の出張のお供はプライムビデオで映画です。羽田往復だと、待ち時間や、JRの車内も含めると片道で1本の映画を観ることができます。 今回、岩手大学で開催された日本畜産学会の出張で、2本の映画を観ました。 (ちなみ、4年生のゼミ生が発表をし、とても上手…

今日の牛乳はおいしい

私の大学では、学内牛舎で生産された牛乳が販売されています。 「健土健民牛乳」という名称です。 この牛乳、教授会では出席する教員に配布されます。 定例の教授会は月1開催なので、毎月、定期的に大学牛乳を飲むことになります。 これとは別に、我が家で…

喰わず嫌いでした・・、村上春樹

私の趣味の一つに読書があります。 私にとっては、趣味というよりも、衣食住と同じ、生活の一部といってもよいかもしれません。 最近のドはまりは、北方謙三の「水滸伝」や、そこから派生した中国史ものや歴史物です。 その他では、宮本輝の「流転の海」シリ…

私の好きな人たち:欲が強く、遊びに全力を尽くす人たち

私が親しく付き合っている人、素敵だなと尊敬できる人たちには、その生き方に共通した部分があることに気がつきました。 それは、欲が深く、その欲のために体力、時間、お金を費やせる人たちです。 そのような人たちの生き方には尊敬する部分があります。 一…

水溶性タンパク質を多く含むエサを与えるとき、ルーメン微生物にとって良いエサとは?

「酪農プラス」という、酪農関連のHPが大学で運営されています。 そこに、質問コーナーというのがあって、市民からの疑問に大学の教員が回答しています。 酪農経営にプラスになる情報を発信!| 酪農ジャーナル電子版【酪農PLUS+】 今回、酪農家から、私に質…

朝の新聞小説は、前向きな気持ちになれるものが読みたいな

北海道新聞の、朝の新聞小説が、今日から新しい作品に変更になりました。 前作(「逃亡者」、中村文則)は、人種差別、戦争、宗教弾圧、人の心の闇、とあまりに暗い内容でした。 毎朝、目を通しましたが、人間の暗部ばかりが目立つ作品でした。 暗さと明るさ…

ビーガン、日本で広がるかな?

今夏のカナダ訪問ではいくつかの刺激的な経験をしましたが、小さなところでは、ビーガン対象のメニューが街のレストランで当たり前のように見られたことがあります。 たとえば、ランチで入ったカレーやバイキングの店では、8割方のカレーがビーガン向けでし…

標茶町のクマ騒ぎに驚く

私たちの大学では、2年生が夏休み中の20日間、農家への住み込み実習に出かけます。 実習担当教員は、学生たちの様子を見たり、受入農家への挨拶のために巡回に回ります。巡回は、私の夏の恒例行事です。 今年の私の受け持ち地区は、道東地区でした。 中標津…

同じ酪農とは思えない! カナダのヤギ酪農

今夏のアルバータ大学訪問。教授の大場先生に案内いただき、ヤギ農場を訪問しました。 カナダ西部のカルガリーから北に数時間走ったところにある農場でした。 この農場では、520頭のヤギからミルクを搾り、出荷しています。また、自農場でチーズ製造もしてい…

苦境に立たされたとき、抱え込まなくてもよい幸せ

8月に入って、少々重圧のかかる状況が続いています。大小いくつかのビジネス上の案件が集中して押し寄せてきています。 自分でコントロールできる、自分のための仕事であれば、忙しくても、自己成長につながるので充実した気持ちになれます。 問題は、自分で…

暑い夏、満喫しました

久しぶりのブログ更新です。 久しぶりすぎて、いつの間にか暑すぎた夏が終わり、過ごしやすい北海道らしい夏空に戻っています。 先週まで、アルバータ大学を中心にカナダ西部を訪問してきました。 レンタカーでの視察プログラムだったので、帰国後もワイパー…

高齢者に優しい自動車って作れないの?

先日、道北の酪農施設の視察に出かけました。 その際、案内いただいた方の自動車には、かなり高度の自動運転機能が装備されていました。 高速道路も、一般道も、前方車両に追従して自動走行可能なので、足の操作がほとんど必要ありませんでした。ハンドルに…

知らないと言える力、状況に応じて変更を決断できる力

タイトルの二つの力について、最近感じる場面が何度もありました。 「知らないと言える力」、「わからないので教えてくださいという態度を示せる力」、この力を持っている人は、世の中を楽に渡っていけて、組織の中でかわいがられ、成長が加速することでしょ…

アンケート調査の奥深さを学ぶ

兵庫県から移動して、東京で統計学のセミナーを受講してきました。 テーマはアンケート調査についてです。 アンケートは、私の研究室でも、卒論研究で過去に実施したことがあります。 農家や研究機関を訪問するときは、厳密にはアンケートとはいえないかもし…

都市部でがんばる、たくましい酪農家を訪問

昨日から、学生、お隣の研究室のD助教とともに、兵庫県の酪農家とTMRセンターの視察に出張しています。 今回は、兵庫県の山間部に位置する町々を訪問しました。こちらは、鹿やイノシシが畑を荒らす地区だそうです。 春先に本学でサイレージの学習会を開いた…

自分で自分の仕事のテーマを見つけるのが仕事

複雑なタイトルですが、大学教員の仕事のすすめ方をひと言で表すと、このような言い方もできます。 大学の研究室体制には、大きく二つの形態があります。 一つは講座、ユニットといった、複数教員がチームで活動するスタイルです。一般には、○○学研究室とい…

畜産の研究者が進む道

大学時代の先輩と食事をしました。同業の先輩と話しをする中、改めて畜産研究者として意識し続けなければいけないことを考えました。 現代の研究者は、研究成果を学会で発表したり、論文として公表することを求められています。このためには基礎的な、学術的…

牧草の切断長問題

同僚とともに、大学のある江別市の酪農家を訪問しました。訪問の理由は、牧草サイレージの切断長や発酵品質について視察するためです。 牧草の切断長がなぜ問題になるかという前に、牧草収穫の流れをおさらいします。 牧草を収穫する方法には、次の2通りがあ…

我が家のゴールデンウィーク2019

私たち夫婦は、誕生日が7月上~中旬と近く、結婚記念日はその中間としました。 生まれ年も偶然同じの、年男、年女コンビです。 そんなわけで、7月の第1週から第2週にかけては、我が家の(自称)ゴールデンウィークということになっています(^^) 昨年は、子供…

遠慮と忖度の日本人、感情素直な台湾人

昨日、台湾人の友人一家が我が家に泊まりに来ました。 遊びに来たのは、私が大学に赴任したての頃、大学院生として留学していた林さん一家です。 私たちは、歳も近かったせいか、気が合い、親友として20年来の付き合いが続いています。 昨日は、彼の奥さん、…

アメリカ酪農学会報告その2 牛に草をたくさん与えると・・・

前回に続き、学会報告です。 今回のシンシナティで学会ですが、私以外にも、日本からの発表が数題ありました。 今日は、その中の一つ、全酪連のチームの発表を紹介します。 ここ最近、私も気になっている、哺乳から離乳後にかけての子牛に対する乾草の給与試…

2019アメリカ酪農学会報告

今回のアメリカで開催された学会ですが、酪農科学学会という、乳牛専門の学会になります。 日本では、私たちが所属する最大の学会は日本畜産学会なので、乳牛、肉牛、ブタ、トリなど畜産全般が対象となります。 乳牛専門の学会があるということからしても、…

アメリカ酪農学会報告:物言うアメリカ人と、物言わぬ日本人

先週末から、アメリカはオハイオ州シンシナティで、酪農学会(ADSA学会)に参加してきました。 今は、ミネアポリス空港で帰路便を待っているところです。 (シンシナティから国内線で、ミネアポリスに到着しましたが、パスポートコントロールも手荷物検査も…

流す必要のない涙を流す子供たち

これから書くことは事実に基づきます。 札幌から1時間ほど離れた地方都市に小学6年生の児童が暮らしています。 その児童は学校で、何者か(おそらくクラスメート)によって、筆入れの中の文房具をすべて粉々に壊されました。 その中には、お気に入りの文房具…