乳牛と酪農を科学する

乳牛と酪農を科学する

乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

知らないと言える力、状況に応じて変更を決断できる力

タイトルの二つの力について、最近感じる場面が何度もありました。 「知らないと言える力」、「わからないので教えてくださいという態度を示せる力」、この力を持っている人は、世の中を楽に渡っていけて、組織の中でかわいがられ、成長が加速することでしょ…

アンケート調査の奥深さを学ぶ

兵庫県から移動して、東京で統計学のセミナーを受講してきました。 テーマはアンケート調査についてです。 アンケートは、私の研究室でも、卒論研究で過去に実施したことがあります。 農家や研究機関を訪問するときは、厳密にはアンケートとはいえないかもし…

都市部でがんばる、たくましい酪農家を訪問

昨日から、学生、お隣の研究室のD助教とともに、兵庫県の酪農家とTMRセンターの視察に出張しています。 今回は、兵庫県の山間部に位置する町々を訪問しました。こちらは、鹿やイノシシが畑を荒らす地区だそうです。 春先に本学でサイレージの学習会を開いた…

自分で自分の仕事のテーマを見つけるのが仕事

複雑なタイトルですが、大学教員の仕事のすすめ方をひと言で表すと、このような言い方もできます。 大学の研究室体制には、大きく二つの形態があります。 一つは講座、ユニットといった、複数教員がチームで活動するスタイルです。一般には、○○学研究室とい…

畜産の研究者が進む道

大学時代の先輩と食事をしました。同業の先輩と話しをする中、改めて畜産研究者として意識し続けなければいけないことを考えました。 現代の研究者は、研究成果を学会で発表したり、論文として公表することを求められています。このためには基礎的な、学術的…

牧草の切断長問題

同僚とともに、大学のある江別市の酪農家を訪問しました。訪問の理由は、牧草サイレージの切断長や発酵品質について視察するためです。 牧草の切断長がなぜ問題になるかという前に、牧草収穫の流れをおさらいします。 牧草を収穫する方法には、次の2通りがあ…

我が家のゴールデンウィーク2019

私たち夫婦は、誕生日が7月上~中旬と近く、結婚記念日はその中間としました。 生まれ年も偶然同じの、年男、年女コンビです。 そんなわけで、7月の第1週から第2週にかけては、我が家の(自称)ゴールデンウィークということになっています(^^) 昨年は、子供…

遠慮と忖度の日本人、感情素直な台湾人

昨日、台湾人の友人一家が我が家に泊まりに来ました。 遊びに来たのは、私が大学に赴任したての頃、大学院生として留学していた林さん一家です。 私たちは、歳も近かったせいか、気が合い、親友として20年来の付き合いが続いています。 昨日は、彼の奥さん、…

アメリカ酪農学会報告その2 牛に草をたくさん与えると・・・

前回に続き、学会報告です。 今回のシンシナティで学会ですが、私以外にも、日本からの発表が数題ありました。 今日は、その中の一つ、全酪連のチームの発表を紹介します。 ここ最近、私も気になっている、哺乳から離乳後にかけての子牛に対する乾草の給与試…

2019アメリカ酪農学会報告

今回のアメリカで開催された学会ですが、酪農科学学会という、乳牛専門の学会になります。 日本では、私たちが所属する最大の学会は日本畜産学会なので、乳牛、肉牛、ブタ、トリなど畜産全般が対象となります。 乳牛専門の学会があるということからしても、…