乳牛と酪農を科学する

乳牛と酪農を科学する

乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2017年の出来事ベスト10

明日は妻の実家に帰省するため、おそらくこれが今年最後の更新になるでしょう。 今年はとても充実した1年でした。ベスト10形式で振り返ってみようと思います。 1位 ブログを始めましたブログ継続が50週になりました。1年は52週なので、ほぼ1年になります。ブ…

大先生が分からない人にわかりやすく教えるということ

ここ最近、ブログ画面の調子が悪く記事投稿ができませんでした。 サポート窓口に問い合わせたところ、年末にもかかわらず迅速に対応してくれ、晴れて記事投稿ができるようになりました。 とても気持ちの良い対応をしてくれたことに感謝、感謝です。 ********…

恋愛コミュニケーション力を身につけるためには

我が家の夜の楽しみは、夫婦でテレビ鑑賞です。 先日、NHK教育で「ねほりんぱほりん」を楽しみました。 昨日の番組テーマは「ナンパ教室に通う男」でした。この番組は、司会のYOUさん、山ちゃんがモグラの人形に、ゲストはブタの人形に扮して座談会をすると…

スマート農業がきてます

昨日の「ガイアの夜明け」は、スマート農業が特集されていました。 スマート農業というのは、ITやAIの技術を使った機器を使って農業や畜産、酪農の作業を軽減したり精密化したりするものです。 スマート農業には様々な分野で活用されています。 大きなところ…

学生時代における無から有を生み出すほぼ唯一の経験とは

昨今、アクティブラーニングといって、生徒や学生の主体性を引き出す授業形態が注目されています。これまでのように受け身一辺倒の授業では、考える力や、考えたことを伝える力が身につかないという発想から、注目を集めているようです。 大学において、学生…

乳牛の子牛を育て分娩させるまでの基本的な考え方とは

今日は3年生に対して子牛の育て方についての講義(演習)をしました。 今回のクラスの学生たちは、前回は牛舎でウシの体重を計測しました。本学の乳牛舎に在籍する生まれたばかりの子牛から親ウシまでおよそ140頭の体重を計りました。 ウシの体重は、ウシ用…

仕事や勉強のできるヒトと、そうでないヒトとの違いとは

私は、学生を指導したり、いろいろなヒトと一緒に仕事をして、勉強のできるヒトや仕事のできるヒトとそうでないヒトの違いがわかるような気がしてきました。 その違いとは、すぐやれるヒトか、後回しにするヒトか、ということです。 どんな些細なことでも、…

酪農現場で輝いている女性たちから元気をもらう! ~酪農女性サミット2017に参加して~

酪農女性サミット2017というイベントが札幌で開催されました。 100人以上の参加者で、4分の3が女性というイベントでした。 私は、本学に勤める20年前に酪農場で実習生として勤務していました。 私の牧場の親方は先進的な考えの持ち主でしたが、農村には「男…

楽しくてやりたくなる勉強とは? ~幼児の学習に接して~

我が家の4歳の次男。 ひらがながようやく読めるようになってきて、今度は書いてみたいという欲求が芽生えてきたようです。 家族で近所のスーパーに買い物に行くと、おやつ売り場を見た後に本屋を冷やかすというのが私と次男の定番です。 先週末、そんな恒例…

地方私立大学の乳牛栄養学を専門にする教員はこの時期何をしているのか?

先週から分析(実験)ウィークが始まりました~実験室で、かけずり回る立ち仕事で毎日グッタリです~ 今年度は、エサやルーメン内容物やルーメン液の化学成分を分析します。そんなに複雑多岐ではないですが、それでも乾物、タンパク質、繊維質(NDF)の各含…

市民プールで近視者が感じた違和感

私はメガネを外すとほぼ何も見えないド近眼です。アレルギー持ちで目がすぐかゆくなるのでコンタクトレンズもしたことがありません。 そんな近眼の父親が、今日は二人の息子を連れて区のプールに行ってきました。 4歳の次男は中学生の長男に任せて自分はロビ…