乳牛と酪農を科学する

乳牛と酪農を科学する

乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

暮れゆく年末、ワンコとのんびり

暮れも押し迫り、雑務も片付き、あとは年を越すだけとなりました。

幸い、天候も悪化せず、踏み固められた雪道を毎日快適にワンコと散歩をしています。

 

僕の職場は、学生の授業終了日に合わせて、何と23日が御用納めでした。

ただし、ここには労使合意の有給休暇も組み込まれていますが。。。

 

長い冬休み、さぞや満喫していることとお思いになるかもしれません。

ですが、僕の場合は、早めの冬休みは実質的にテレワークと変わりありませんでした。

 

なぜなら、世間様はまだまだ勤務中だったからです。

対外的な業務については、28日まで(組織によっては29日まで)フルに発生します。

 

御用納め以降も試験研究の打合せ、原稿のやりとり、その他のもろもろの仕事が入っていますが、一方で、年末は家庭の雑務も大量にありました。

 

職場に行っていれば仕事に集中できるのですが、家にいると家族やワンコたちからこき使われます。

その隙間時間を縫っての仕事で、かえってクタクタになっていました。

 

そんなわけで、メールのレスポンスが遅く失礼をしてしまうこともありましたが、何とか仕事の形を付けて年を越せる目処が立ちました。

 

12月に入って、ある酪農技術誌の監修を頼まれました。

その執筆依頼に年末ギリギリまでかかってしまいました。

 

編集部からいただいたテーマは、昨今の厳しい酪農情勢を乗り切るためのヒントになるようなものでした。

こういった企画は、大学や研究機関よりも、生産現場で活躍している方が良いと判断してアレコレと頭をひねりました。

酪農の大師匠や仲間から授かった人脈をフルに駆使して、生産現場で活躍なさっている方々にオファーを出させていただきました。

快く快諾してくださったみなさま、企画についてアドバイスをくださったみなさまには、感謝の言葉もありません。

 

公私ともに大きな仕事は終わりました。

あとは、小さな仕事をやっつけつつ、紅白歌合戦を待つばかりとなりました。

 

今年も更けていきます。

1年間、お世話になったみなさまに感謝。