乳牛と酪農を科学する

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乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

勢いやノリの大切さ:急に思い立ち国際学会参加を決める

やり終えました~
今日は1日かけて、国際学会へのエントリーを考えて講演要旨を作成しました。
A4でたったの1ページですが、私にとっては大論文を書き終えたような疲労と達成感です。
先ほど、書き上げたばかりの原稿を英文校閲業者に送ることができたので、チェックされて戻ってくるのを待つだけです。ちょっと高かったけど、お急ぎ便を指定しました。

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講演要旨というのは学会でこのような発表をしますという予告編のようなものです。
国内外を問わず、学会で発表するためには必ず提出しなければいけない最初の関門です。
これの締切が来週に迫っていました。

 

学会の会期は後学期の10月で、同じ時期に3つの講義や実験が入っていたので最近まで行くつもりはありませんでした。
ところが、ひょんなことから学会とバッティングしていた講義のうちの一つが日程変更になりました。あと二つを何とか調整できれば、何とか出張を組み込むことができる?!と気づき、急いで分担担当の先生に働きかけました。

念じれば通ずる、ですね。
残りの二つの講義と実験も日程を代わってもらうことができました。これで、学会会期中の私の身体はフリーになりました。
これが確定したのが今朝です。

 

あとは、講演要旨を提出すればとりあえずのエントリーは完了です。

締切は今月末。

一からの英文原稿作成。

間に合うか??
大急ぎで苦手な英作文に取り組みました。
途中、何度も頭がフリーズしかけましたが、火事場の馬鹿力で集中して書き上げることができました。単語数にしてわずか650ワード。

英語の苦手な私にとっては、たかが650単語、されど650単語でした。

 

肩こってワヤです。

ですが、週の初めには全く眼中になかった国際学会に参加することが現実味を帯びてきました。航空券手配などまだハードルがありますが、国際学会に行くと行かないのでは経験値に決定的な差がつきます。

勢いやノリでとりあえずやってみる、の精神って大事ですね。

 

ということで、いろいろとご紹介したいネタはあったのですが、今日は短文で失礼します。帰って寒々と冷えた白ワインをキューッとやりたいです。

 

追伸 読者さんがまた増えました。本当にありがたいことです。ニッチすぎる私のブログに関心を抱いてくれる皆様、ありがとうございます。