先週から10日間ほど、カミサンが、脳梗塞で介護が必要になった彼女の母の元に介護帰省してきました。
義母は、普段は義姉と二人暮らしです。
義姉は、大手新聞社の管理職として勤め、激務をこなす一方で身体の不自由な義母をワンオペで介護をしています。
僕とほぼ同世代の義姉は、通常業務に加え、依頼原稿など1日が24時間では足りない生活を送っているそうです。
僕自身も、研究・教育・学内業務に加えて、原稿や研究報告書といった提出物の〆切、学習会のスライド作りなど、常に追い立てられています(おかげでブログを書く時間はランチタイムの弁当写真しかありません(^^;))。
我が大師匠のM氏は、そんな僕に「仕事が面白いと勝手に忙しさが出来上がります。多分、人生一番の活気溢れる最中です。面白がって全てを楽しんで下さい。健康留意!!! 」というメッセージをくれます。
本当に、この通りなんです。
楽しんで仕事を受けていると、どんどん世界が広がり、面白みも増えるのですが、その分時間が減っていく・・・
おそらく義姉もそうでしょう。
そのような中での身動きとれない母親の介護。
カミサン(義姉からすると妹)が助っ人でいた期間、義姉は仕事に没頭できて非常に快適だったそうです。
まるで、夫の僕がそうであるかのように。
帰宅後のカミサンの話を聴いて、ビジネスパーソンがワンオペで在宅介護することの大変さが伝わってきました。
介護の問題は、我が家にとっても喫緊の課題になってきつつあります。
ちなみに、介護について、我が家で夫婦で読んでいる本がこちら↓
「寿命が尽きるか、金が尽きるか、それが問題だ」(こかじさら著)
介護のあるある話が満載ですが、暗くならずに、ユーモアも交えながら描かれています。
今回の帰省は、介護と夫婦力の大切さを物語ってくれました。
彼女は旅立つ前に、僕と息子の食事をびっしりと冷凍してストックしてくれていました。
どのように食べれば良いかの指示書とともに(^^ )。
僕が仕事に打ち込んでいられるのも、カミサンのおかげ。
感謝し、労ってあげないと、ですね。
↓長女の高校受験も来週に迫りました!父としては彼女を信じ、祈ることしかできません。