僕には何人かの師匠がいます。
研究の師匠、酪農の師匠、人生の師匠。
酪農の師匠は何人かいらっしゃいますが、その中のお一人、Mさんと近頃密な時間を過ごさせていただいています。
M師匠は囲碁の高段者です。
先日、農場視察にM師匠に同行させていただいた際に、「うちのカミサンも囲碁が好きで、毎週日曜日は囲碁番組を観てるんですよね~」という話しをしたところ、ずいぶんと盛り上がりました。
そこからは、車中で大盛り上がりし、近いうちにM師匠に我が家にお越しいただくことになりました。
瓢箪から駒、先日、実際にM師匠が我が家を訪問してくださり、カミサンとの対局が実現いたしました。
「囲碁と酪農は、曖昧模糊、複雑怪奇なところがよく似ている」
M師匠の独特な言い回しを耳にしつつ、盤上の多方面で戦線の火蓋が切って落とされる囲碁の対局を眺めているうちに、僕も囲碁をやってみたくなりました。
複雑怪奇な囲碁の対局をみていると、詳しいルールはわからないものの、政治家や歴代の大名、軍人が囲碁を打ったのも良く理解できそうな気持ちになりました。
五十の手習いで、カミサンから学ぼう!と決意した次第であります(笑)
ですが、M師匠曰く、「泉さんの年代は仕事がおもしろい時期だから、なかなか囲碁を学ぶ時間を取れないかもしれないね」とのこと。
あれからしばらくの日にちが通り過ぎましたが、たしかにその通りなのでありました。
毎日短時間でもカミサンから囲碁の手ほどきを受けたいのですが、連日連夜、分単位で詰まっている仕事に加え、子どもや愛犬との時間、カミサンとの晩酌の時間を確保した上で、休日の家の用事をこなすと、なかなかに新たな趣味の時間を捻出できずにいます。
(おかげさまで忙しくしておりブログ執筆の時間も取れずにいます・・・)
でも、それでは進歩がありません。
なんとか2022年は囲碁元年となるように持っていきたいと考える年の瀬でありました。