乳牛と酪農を科学する

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乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

家事と歩数

先日、カミサンが2泊3日でお出かけのため不在となりました。

僕一人でムスコ君、愛犬ミカンの世話をしつつ、仕事に通うことになりました。

 

食事はカミサンが作り置いていたので、温め直すくらいでよく楽チンでした。

ですが、朝の準備から始まって、洗濯、掃除、茶わん洗い、子どもの宿題の丸付けや忘れ物のチェック、寝かしつけ、風呂入れ、犬の散歩やトイレ掃除・・・

 

短期間の父子家庭でしたが、チョーバッタバタでくたびれました。

そんな嵐のような数日も、カミサンの帰宅とともに元に戻りました。

 

ここで、おもしろいことに気がつきました。

僕は万歩計付きのスマートウォッチを腕時計としています。

 

この歩数が、カミサン不在時は13,000歩ほどでした。
普段はなかなか見かけない値です。

 

カミサン帰宅後は、8,000~9000歩台です。

 

犬の散歩は1回当り2500歩~3000歩なので、朝晩合計すると5000歩前後です。

5000歩を差し引くと、カミサン帰宅後は3000~4000歩が職場での歩数になります。


今は夏休みで実習がなく、卒論の実験も立て込んでいないため、職場ではほとんど歩いていない計算になります。

職場でPCワークに根を詰める日は、日中の歩数はほとんど伸びないのですね。

 

1日8000~9000歩から計算すると、カミサン不在時の、僕が家事に要する歩数は4000~5000歩という計算になりました。


犬の散歩の1日分と同じ歩数を家の中でバタバタと歩き回っていることになります。

 

子どもを寝かしつけ、茶わんを片付け終えると、グッタリしてしまいましたが、これだけ歩いていたら疲れるのも納得です。

 

主婦の労働を身を持って、かつ数字で見返すと、その大変さがわかりました。

家庭というシステムを回すために、夫婦というチームで手分けして作業をこなすことは、理にかなっているのですね。

カミサンのありがたさに気付いた数日でした。

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