私は、学生を指導したり、いろいろなヒトと一緒に仕事をして、勉強のできるヒトや仕事のできるヒトとそうでないヒトの違いがわかるような気がしてきました。
その違いとは、すぐやれるヒトか、後回しにするヒトか、ということです。
どんな些細なことでも、仕事や勉強は「始めること」を決断することから始まり、やり始めると次々と「判断すること」「決断すること」があらわれます。
それらの「始末」を全て終えた時点で、勉強や仕事は一区切りを迎えます。
決断することは、慣れないと時間がかかるので疲れます。
疲れるので、できることなら避けて通りたくなります。
避けて通るためには、後回しにすれば良いという理屈です。
そうして、決めなければならない案件がどんどんたまっていきます。
酪農家ならだましだまし使えるレベルで壊れた牛舎施設を修繕する決断
ビジネスパーソンなら届いたメールにレスポンスする決断、一日の仕事を切り上げる決断、デスク周りを整理整頓する決断
大学生なら早起きして布団から抜け出す決断、やり方のわからないデータ解析法を指導教員に聞きに行く決断
中学生なら進路を決める決断、机に向かって教科書を開く決断
家事なら掃除機をかける決断。。。
私たちは日々「決断」することに囲まれながら生きています。
それが目の前にあらわれたときにバッサバッサと片をつけられるヒト、そのようなヒトが仕事や勉強のできるヒトなのだと、私は思うようになりました。
その一方で、「ま、いいや」「後で何とかしよう」と瞬間的に思考停止して先送りしてしまうヒトは少なくありません。以前の私はその傾向がかなり強かったです。
使い古された考え方かもしれませんが、結局のところ、決断して行動に移せるかどうかが、そのヒトの能力のかなりの部分を決定づけているのではないでしょうか。
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今日はこれから帯広です。
冬場はキャリーケースを引きずれないので、肩掛けバッグでの出張になります。
PC持参だと重いんですよね。
どこかで雪国使用のキャリーケースを開発してもらえないものでしょうか。
ベビーカーや車いすでも同じことを考えます。。。
↓牧草中の繊維(NDF)を抽出している分析です。エサによって性状が全く異なります。