おばんです。
小3の娘からバレンタインのチョコレートケーキをもらいました。
母親からの手伝いを受けない全くの1人手作りとのことです。ありがたくありがたくいただこうと思います。今年は好きな人がいないということで特定の男子にはあげなかったようですが、そのうち父さんよりも大切な人ができるんだろうなあ。。。
その日を思うと、我が子の成長が嬉しいような寂しいような複雑な父です。
回転寿司店でチョコケーキを見せてくれました(↓)
先週末の土曜日は、休みでしたがミャンマー人留学生のMさんと研究打ち合わせのために、午後から時間を設けてもらいました。
彼の帰国日が3月1日に決まっているので、残りの期間に悔いを残したくないからです。精一杯付き合ってあげて、ミャンマーで頑張ってきた彼のこれからのキャリアにほんの少しでもサポートをしてあげたいです。
そんなわけで先日のエントリーで紹介した人形劇観劇のあとに、実家に次男を預けて妻と大学に向かいました。
英語
私は英語が得意ではありません。
約1年間、Mさんと研究をともにしましたが、彼は母国語以外は英語しか話せないので、彼とのコミュニケーションはいつも行き当たりばったりでした(Mさんは、なぜか日本語には全くチャレンジしようとしませんでした)。
突っ込んだ研究のディスカッションや論文作成の作戦会議は時間がかかる上に、複雑な部分になると私の英語力では難しいです。
そこで頼りになるのが妻です。
彼女は英語が極めて堪能なので、今回は無理を言って同行をお願いしました。
私はこれまでにプライベートや国際学会で海外には行っていますが、会話はポツポツしかできません。Mさんとの日々で少しはマシになったかもしれませんが、流暢にはほど遠いレベルです。
大学の先生にもなれば、英語はペラペラのイメージがないでしょうか。
恥ずかしいですが、少なくとも自分はこのレベルです。
妻の通訳を交えて熱いディスカッションが終わると、なんと2時間を経過していました。研究論文の組み立てや、新しいデータ整理の仕方など、真剣勝負の2時間でした。
脳みそフル回転で、ヘロヘロになりました。
研究の組み立てに加えて、英語ですからね。。。
私も精一杯英語でディスカッションし、どうしても伝えられないところは妻の力を借りました。妻も慣れない分野の英語で、私の意思を伝えるのに難儀している様子でした。
ありがとうね。
ミャンマー人の勤勉さに身が引き締まる
帰国後の話になりますが、なんとか論文が受理されて、学会誌に掲載されるように私もサポートします。
Mさんは国では大学教員ですが、研究費がほとんどないので、論文投稿のコスト面でも支援できればと思っています。
ミャンマーでは、国立大学教員の月収が数百ドルだそうです!
日本では考えられませんよね。
ハングリー精神の持ち主で、いつもカップラーメン食べながらひたすら研究に没頭していたMさん。
清貧で、卑屈な様子はかけらも見せず、いつもさわやかな笑顔と紳士な態度を崩しませんでした。生まれて数ヶ月の娘さんと奥さんを国においての留学はとても寂しかったと思います。
Mさん、私はあなたから人生に真剣に貪欲に取り組む姿勢を学びました。
ミャンマー行きますね。