乳牛と酪農を科学する

乳牛と酪農を科学する

乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

一斉休校とテレワークをハッピーに過ごす方法

いつの間にかGWも最終日です。
今年のGW、テレワーク状態から突入したので、いつから始まったかよくわかりませんでした。
 
GWといっても、どこかに出かけるのははばかられるし、子供たちはもう腹いっぱい休んでいるということで、普段通りの生活をすることになりました。
 
つまり、7時過ぎには皆で朝食をとり、9時からは子供たちは勉強、僕とカミサンはそれぞれ仕事に取りかかります。
夫婦で話をして、子供たちには時間割作って、規則正しい学習をしてもらうことにしました。
 
小学校の時間割にあわせて、午前4時間、午後1時間の5時間授業です。
 
高校生のムスコも含めて、茶の間で課題に取り組んでもらいます。
我が家では、勉強と楽しみを混ぜた時間割を作りました。

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子供たち、当初は、父親がニラミを効かせなければいけませんでした。
ですが、徐々に生活スタイルが確立されてくると、スムーズに周り始めました。
 
生活と家庭科の時間では、食事の準備をしてもらったり、父子でおやつ作りをします。
 
ユーチューブ授業では、栗山監督の「寺子屋ファイターズ」を見せて、小2には口頭で内容を、高1にはレポートを書いてもらいます。
 
体育は、兄弟での遊びながら、メディスンボールでキャッチボールするなどエクササイズも取り込みます。
 
もちろん、いわゆるお勉強も盛り込んでいます。
 
僕は授業の自分の講義の教材作りに四苦八苦しつつ、論文執筆にも精を出してしています。(昨日、日本畜産学会に論文を投稿できました(^_^)v)
 
そんな中、酪農の尊敬する大先輩とのメールのやりとりの中で、次のような言葉に出会いました:
 
「子供のいる生活は、夫婦だけになると、あの時が一番だったなーと思うものです。
コロナをそんな子供と暮らせる喜びに転化し、生涯あるかないかの体験を謳歌してください」
 
子育て中の自分にとって、子育てを終えた先輩からの言葉にハッとしました。
 
「たしかにそうだよなあ」
 
長い人生の数ヶ月、どのみち巣ごもりするなら、ハッピーに過ごした方が利口です。
在宅勤務ができない職種の方には心苦しいですが、家族で「濃厚接触」できるみなさんは、ぜひ幸せを満喫しましょう。
 
幸せだと免疫を高めるホルモンがたくさん出ますしね。