乳牛と酪農を科学する

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乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

長い休みと仕事

長い休みでした。


私の大学では、5月6日は授業実施日で、暦よりもひとあし早くGWが幕を閉じます。

 

大学の講義日程と祝日については難しい関係があります。

大学では同じ曜日が何度も祝日になることを、できるだけ避けたいです。
それは、休みを重ねた曜日の講義回数が、他の曜日よりも少なくなってしまうからです。今回のGWでいうと、月曜日がそれに当たります。

 

1つの講義は15回(15週分)実施なくてはいけません。

 

今回のGWでは、4月29日と5月6日と月曜日が2週続けて休みになります。
このまま休んでしまうと、火曜日~金曜日までは15回の講義を終えたのに、夏休み前に月曜日だけ講義をしなくてはいけないことになります。

月曜日はただでさえ祝日が多く、7月15日も海の日になっています(この日も授業実施日です)。

祝日に授業を実施する場合、別の日にその休みを振り返ることで相殺します。

 

私が学生の時は、休講や休日だと、授業の実施回数が減ってラッキーだったのですが、今は厳密に講義をこなすことが求められています。

おそらく、どの大学でも、祝日の多い曜日の授業コマ数確保に苦慮しているのではないでしょうか。

 

この他にも、個人的に、この休み中は仕事をしなくてはいけませんでした。

私は、5月中に3本の大きな締め切りを抱えています。
さすがに、10日間ものんびりしてしまうと、休み明けに締め切り地獄で首が回らなくなってしまいます。

 

連休中、何度か出勤しましたし、出勤しないまでも、隙間時間でパソコンを開いてせっせと執筆しました。
15分とか20分でも、集中して取り組み、それを積みあげていくと、結構なボリュームの仕事量になりました。

 

おかげで、締め切りの一つは9割方完成しました。
休み明けに、あと2本の締め切りをこなせば良いことになりました。

 

私のように締め切りを抱えている方や、歩合制ではたらいている方などは、長い休みを複雑な思いで感じていらっしゃるでしょう。
そういえば、妻も3度の食事の準備や羽が生えたように飛んでいくお金に、「みんな早く学校(仕事)に行ってくれ~」とぼやいています(^^;)

 

いろいろありましたが、この休みをまとめると、家事に、育児に、夫婦の時間に、ちょっぴり仕事、充実した休みを過ごせました。
妻から頼まれていたDIYや換気扇掃除などもこなせたし、春の北海道を満喫できました。

↓息子と豊平公園でお花を観賞しました

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