最近はオーディブルを使ってビジネス書を聴くのが通勤の日課になっています。
たまたまですが、京都を発祥とする大企業の経営者、創始者の自伝や経営論のような本を連続して聴きました。
京セラフィロソフィの稲盛さん、日本電産の永守さん、ワコールの塚本さんの本にはビジネスの世界を生き抜く厳しさを学ぶことができました。
これらビッグ経営者に共通するのは、その決断力の速さと、決断したら成功するまでやり抜く粘り強さです。
僕は、フィールドセンター長になってからというもの、通勤の行き帰りに、経営や組織のマネジメントについて考えるのがクセになっています。
先週の朝のラジオで森本毅郎さんのコーナーで「アマゾンを脅かす中国発のネット通販」という話題がありました。
ティームー(Temu)とシーイン(SHEIN)の2社です。
この2社を合わせると、アマゾンの売り上げを超えるそうです。
ここでコメンテーターが強調していたのは、中国企業の決断力の速さです。「日本の企業は会議ばかりやって決めるのに時間がかかる。中国の企業はトップの決断でどんどん進んでいくので、日本の企業は相手にされない」といったようなことでした。
先日、江別のアンビシャスファームを視察したときに、社長の柏村さん(僕のゼミの初期の卒業生)も同じことを言っていました。
「皆が集まる会議の数を減らしました。会議で集まって話しをするのは仕事の手を止めることになるので効率が悪い。思うことがあれば現場で話し合って、都度決めていけば良い」ということでした。
まずは上役に確認します。
とりあえず次回の会議にはかります。
数多くの対象者に向けてメールを送信してお伺いを立てる。
こういったことが、日本の伝統的な組織では当たり前のように行われているのかもしれません。
メリットとデメリットについて、両方の量的な部分(収入やコスト、波及効果)とどちらに転ぶかの確率を瞬時に考えて、決断することが大切です。
ですが、飲み会での居酒屋のメニュー決めを観ていてもそうですが、日本人はなかなか決めるのが苦手なのかもしれません。
素早く決めることの大切さを考える日々が続きます。
↓盲導犬のテストに落ちてキャリアチェンジ犬として戻ってきたラブラドールのナルちゃん
にぎやかな生活が復活しました(^^)