今日は時間がありませんのでショートバージョンです。
ヨーグルトは乳酸発酵食品で、健康に良い食べ物ですよね。
乳酸菌は腸管内の細菌の生態系を改善します。
その結果、免疫が良好なものになり、花粉症などのアレルギー反応にも効果があると考えられるようになってきています。
私は高校生くらいから白樺花粉の花粉症に悩まされるようになってしまいました。
北海道では白樺花粉が舞い始めるのは、桜の咲く頃からです。
これからが本番です・・・
ヨーグルトが花粉症に良いのではないか、という情報を耳にしましたので、ここ最近は毎日ヨーグルトを食べるようにしています。この取り組みは今年からですが、果たして花粉症の軽減に効果があるでしょうか。GW明けくらいから花粉症は本格化します。今年は、自分の身体で実験にチャレンジ中です。
↓3月に長男と行った国立科学博物館での花粉症特集コーナーより
さてさて、そんな折、ヨーグルトのパッケージを見ていたところ、原材料に乳製品という項目を見つけました。
はは~ん、と納得がいったので、目新しいことではありませんがご紹介します。
私の友人に乳製品工場に勤めている人がいます。
彼と一杯やっているとき、彼の工場でヨーグルトの廃棄(ハネもの)が多くて困っているという話しを聞きました。
ヨーグルトは発酵食品で、いわば生き物です。全てが上手に発酵するわけではないのです。特に、生乳を使うと生乳自体の品質が季節や入手農家によってまちまちですから、出来上がったヨーグルトの品質も大きく変動してしまいます。
そこで、成分の安定している脱脂粉乳(乳製品)を使ってヨーグルトを製造しているのですね。
ヨーグルトのパッケージで生乳100%とうたっているものは、商品として陳列される裏側に失敗作として廃棄されているものが相当数あるはずです。これからは、そんなことを思い出しながら、ありがたくいただきたいですね。
健康面で、脂肪0%ヨーグルトを購入する方も多いでしょうが、こちらはクリーム(乳脂肪)などを添加せずに脱脂粉乳を使って乳酸発酵させていることになります。
脱脂粉乳の取引価格はヨーグルト人気に推されて上昇を続けているそうですが、このような背景を理解すると納得がいきます。
生乳でも脱脂粉乳でも栄養価は変わりません。乳酸菌はしっかり発酵しています。
健康のためにも乳製品はドンドン摂取しましょう~