乳牛と酪農を科学する

乳牛と酪農を科学する

乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

全国規模の酪農Webセミナーをやり終えました

先週、企業主催の酪農セミナーに講師として招かれ全国規模のWebセミナーで発表する機会をいただきました。

 

エントリー数は300人超えとのことでした。

北は北海道から南は九州まで。

そのスケールに比較的講演をこなしている僕でもかなり緊張しました。

 

今回は、セミナーに臨場感を出すために、事務局に対して僕からワガママな企画を提案させてもらいました。

それは、僕が一方的に話すプレゼンテーションに加え、ゲストの講師も招いて座談会をさせて欲しいというものです。

 

僕は、これまでにもWebの講演を何度か経験していますが、画面に話すだけなので、テンションを上げて講演をすることが極めて難しいです。

特に、僕の講演や授業スタイルは会場の参加者との双方向のやりとりを主体にしているので、聴衆とやりとりできずに一方的にしゃべるというのがとても苦手です。

 

そこで、臨床獣医師でもあり、友人でもあるA先生にゲスト(座長)として参加いただきました。

A先生は快く受けてくださりました。

 

僕も講演の準備に時間とエネルギーをいつも以上に投入しましたが、A先生にもかなりの負担をかけてしまいました。

ですが、その甲斐あって、なかなか臨場感のあるセミナーにすることができました。

話が盛り上がりすぎて、会場からいただいた質問に答えきれなかったのが残念です。

(僕の研究室の教え子Iさんも質問をくれました!)

 

Webセミナーって、主催者は講師の旅費や会場使用料がかからないのでコスパが良いです。ですが、双方向のワークショップを得意としている講師からするとなかなか困難な仕事というわけなのです。

 

そんな中、本業もあるにも関わらず一緒に参加してくださったA先生には感謝です。

 

このセミナーは3回シリーズなので、あと2回続きます。

この後もゲストを招いてライブディスカッションを織りまぜる計画をしています。

ゲストの先生方には負担をかけますが、一緒に楽しいディスカッションになるのではと、今からワクワクしています。

 

それにしても、今月は講義・実習、卒論研究、出張、毎週の土日勤務とマジでゆとりがありませんでした(-_-)

今週も大学の業務で土日に大阪出張中。

 

エキサイティングな日本シリーズを観て一息ついています。
こんなに接戦続きのシリーズも珍しいです。
山本投手、しびれる~

来年は日ハムもこの舞台に立てるかな。

↓卒論の実験の一コマ

f:id:dairycow2017:20211127214934j:plain