乳牛と酪農を科学する

乳牛と酪農を科学する

乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

腰痛持ちにハイテク腰ベルト

私は、大学に勤める前に、酪農場で実習生をしました。


その時にサイロに重たいタイヤを乗せる作業をしたていて、腰を痛めました。これが腰痛との出会いで、長い付き合いの始まりです。


さらに、大学に勤務してからも、実習で腰を痛めてしまいました。

その結果、椎間板ヘルニアを患ってしまいました。

もう20年も前の話です。

 

結局、1ヵ月の入院で、毎日腰を牽引し、安静にして、何とか痛みは取れました。
当時20代の私も、すでに4度目の年男。

 

牛舎での作業で、少し張り切ってフォークで重たい除糞作業などをすると、すぐに腰が痛くなるようになってしまいました。

歳なんですね。。。

 

いざ腰痛を発症しても、20年前に整形外科で特注で作った腰に巻く装具(コルセット)は、体型が変わってしまって使うことができません。

そんなわけで、軽い腰痛やぎっくり腰になると、妻が昔使っていた腰ベルトを巻いていました。

しかし、これのベルトとて20年来の古い市販品です。

なかなか、しっくり腰が固定されないまま、半分あきらめの境地で使っていました。

 

そんな昨日。
次男のおむつを買いに薬局に行ったところ、たまたまサポーターや腰ベルトのコーナーに足が向きました(寝る前だけですが、いい加減取れないかな~~)。

 

そこでは、斬新で高機能そうなカッコいい腰ベルトが、いくつも売られていました。

おまけに、その薬局では試着が可能でした。

 

試しに腰に巻いてみると、これがビタッとはまるではありませんか!

どの製品も甲乙付けがたい、装着感でしたが、最終的に選んだのが白十字社の腰ガードベルトでした(↓)。

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こういったカチッとした腰ベルトは、20年前の当時から売られていたのかもしれませんが、私の知っている範囲では見つけられませんでした。おそらくは、あの当時から、かなりの進歩を遂げたはずです。

 

お値段は高めでしたが、これで腰をかがめた牛舎作業も恐怖心なくできるのであれば、安いものです。

 

私の身を案じて、快く購入してくれた、妻に感謝です。

早くも来春からの実習や牛舎実験が楽しみです。