乳牛と酪農を科学する

乳牛と酪農を科学する

乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

昨年の振り返りと今年の目標

 

年が明けて3日が過ぎました。

いつも通りの年越しに平和と幸せを噛みしめています。

 

遅ればせながら、昨年の振り返りをしておきたいと思います。

 

1.チームを組んでの大きな飼養試験に取り組む

何度かブログで紹介しましたが、カナダからサバティカル休暇(7年に1度、有給で1年間の休暇を取れる制度。うらやましい!)を利用して、来日したO教授と、獣医学類のF講師とチームを組んで実験に取り組みました。

 

この経験を通して、北米流の仕事スタイルや研究の真髄にどっぷり浸ることができました。まるで国内に居ながらにして留学できたような貴重な経験でした。

 

外国人である日本人が、大学教授にまで上り詰めるためには、北米のエグゼクティブの仕事術を実践してきたはずです。
その仕事術、時間術に1年間を通して触れることができたのは幸運以外の何ものでもありませんでした。

 

また、他学類の研究室と共同で実験ができたことも、学生、教員ともに実りのある経験でした。

 

これらの出来事はなんと言っても、2018年の一番の出来事です。

 

2.仕事の密度がさらに濃くなる

ここ数年、ビジネス書を読んで仕事術を研究してきていましたが、今年はO教授からの刺激も加わり、さらにバージョンアップできました。

年間通して、仕事でヒマなときがなく、常に充実していました。
大学教員の場合は、仕事の暇がないということは、必ずしもノルマがきつくて首が回らないということを意味しているわけではありません。

研究面や専門分野で充実していたことになります。

 

一方で、家族ともいっぱい遊び、うまい酒もたっぷり飲み、ヒジョーに充実した1年でした。

 

3.研究室の模様替え

快適に仕事ができるように、かなり手を加えました。
整理整頓と機能の両面から、ブラッシュアップできました。

 

4.トラックボールマウスを導入

今年は年男ですが、そんなおじさんでも新しいデジタルデバイスに取り組めるものです。

 

5.筋トレ、第2段階に

妻のアドバイスを取り入れ、やり方を変えてみました。
目に見えた変化があるとやる気が持続します。

 

6.英語の論文が受理される

審査は厳しかったですが、何とかクリアできました。
苦しかっただけに、本当に嬉しかったです。

 

*今年の抱負*

昨年の実験結果を是が非でもアメリカの学会誌に論文投稿する予定です。
自分には無理と思っていたハードルですが、トライしなくては越えられるかどうかは分かりません。

まずはここで宣言して、目標の実現可能性をアップさせようと思います。
公言することで、目標の達成率は極端に上昇しますから。