乳牛と酪農を科学する

乳牛と酪農を科学する

乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

乳生産

自分の牛乳は自由に売りたい:若手酪農家の挑戦(ガイアの夜明けを観て)

昨夜は空手教室、平日夜の部に行ってきました。いつもは次男の付き添いで子どもの部なので、いささか物足りない練習です。昨夜は成人の部ということもあり、とても刺激に満ちた時間になりました。今後も汗をかきに週1で通おうと思った次第です。 さて、21時…

牛の世界も少子化 海外から牛を輸入する話し

1ヵ月ほど前に、卒業生から電話がありました。 彼の実家(酪農家)の従業員を探しているという話しがメインでしたが、後半の雑談でホルスタインの若牛の買い付けにオーストラリアに行ってくるという話題が出ました。 仲間内の牧場と共同で、船で数百頭運んで…

自尊心よりも大切なもの

おばんです。 明日から日本畜産学会で神戸大です。神戸には昨年、家族旅行で私の両親と子供3人と妻の合計7人で行ってきて以来です。 今回の学会は、自分の発表に加え、3演者分の座長(司会)、関連学会での講演(この準備がキツかった)、共同で研究している…

ホルスタイン種乳牛の乳量:北海道酪農検定検査協会の「平成28年(2016) 年間検定成績」

おばんです。 今日も気合いで朝から仕事!と早朝外に出てみると。。。なんと雪が積もっているではありませんか! 久しぶりの雪かきでした。 今週末から日本畜産学会で神戸ですが、あちらはもう桜が咲いているのでしょう。日本は南北に長いことを実感した朝で…

Dairy Tech Conference 2017: バンコクで酪農を学ぶ

おばんです。 バンコクは暑いです。そして、熱いです。 道路にはバイクがあふれ、道ばたには屋台が食を売って歩きます。晩ご飯を食べた庶民の食堂では、生水で洗いましたという生の野菜やハーブが付け合わせで供されます(辛さが中和されてすっきりしました)…

冬なのに夏バテの話し ウシは暑さに弱い?!

おばんです。 明日は娘の誕生日会です。9歳です。だんだん大人っぽくなってきた娘。 明日の日中は誕生日プレゼントを買いに街に出かけようかな。 ちょっとおしゃれなお店でランチにしようかな。 ワクワク 今日は仕事に集中しすぎて頭が回らないです。プレミ…

泌乳の生理

おばんです。 今日は酪農ヘルパーとして働く方たちに講義をしてきました。毎年、この時期に2回の講習が主催され、講師として招かれています。 今回は2コマの講義だったので、1コマ目を泌乳の生理と搾乳手技について、2コマ目を世界の酪農について話をしまし…

乳牛のエサ設計:小麦粉のエサ利用

おばんです。 明日は飼料設計の見直しをしなければいけません。農場の牛群の飼料設計を見なおすタイミングはいくつかあります。 飼料設計見直しのタイイング 最も多いのは牧草やトウモロコシを保存しているサイロを使い切って、次の新しいサイロを開封すると…

乳牛のエサ設計

おばんです。 私の専門は乳牛の栄養学です。研究と業務の双方にまたがる大事な仕事が乳牛のエサ設計(レシピを作ること)です。 今日から何回かエサ設計についてまとめてみようと思います。 エサ設計の基本は ウシが必要とする栄養素を過不足なく与えること…

ウシはどれくらい乳を産み出すのか

おばんです。 今日は乳生産について触れたいと思います ウシはどれくらいの乳を生産するのでしょうか。 先週あった農場ミーティングでは本学のウシたちの平均乳量が報告されて、約32kg/日でした。 牛乳パック32本分です。今度スーパーの牛乳売り場に行ったら…

エサとサプリ、どちらが良いのか?

卒論発表会を来週に控え、当研究室でも学生とディスカッションする時間が増えています。 ある学生の卒論は、飼料添加剤を乳牛に給与した場合に乳生産が向上するかどうかを調べるといったもの。ヒトと同じで乳牛も添加剤(サプリメント)を与えることがありま…