乳牛と酪農を科学する

乳牛と酪農を科学する

乳牛の栄養や酪農システムについて大学教授がつぶやきます

大学

身近な問題、ミャンマーの軍事クーデーター

何度かこのブログにも登場しましたが、ミャンマー人の元留学生でミンさんという素敵な男性がいます(歳も近く、友人といってもよい大切な存在です)。 彼はとても頑張り屋です。本学に滞在中の研究成果をまとめた学術論文では、アメリカの最高峰の学会誌であ…

休むことも仕事のうち

この連休、シルバーウィークというのですね。僕は、十分に休養を取ることができました。というか、休養を意識して取りました。 この夏から継続して、仕事を詰め込んでいたのですが、最もストレスになっていたのが毎朝の牛舎当番の立会だったことがわかりまし…

休むことも仕事のうち

この連休、シルバーウィークというのですね。僕は、十分に休養を取ることができました。というか、休養を意識して取りました。 この夏から継続して、仕事を詰め込んでいたのですが、最もストレスになっていたのが毎朝の牛舎当番の立会だったことがわかりまし…

「無から有を生み出す仕事」

今期の直木賞作家、馳星周氏は北海道出身です。 僕も彼の代表作「不夜城」を読み、ハードボイルド小説の分類に、少しなじめず距離を置いていました。 今回、彼が直木賞を受賞したことで、改めて手に取ってみようかなと思っています。 蛇足ですが、直木賞受賞…

「無から有を生み出す仕事」

今期の直木賞作家、馳星周氏は北海道出身です。 僕も彼の代表作「不夜城」を読み、ハードボイルド小説の分類に、少しなじめず距離を置いていました。 今回、彼が直木賞を受賞したことで、改めて手に取ってみようかなと思っています。 蛇足ですが、直木賞受賞…

暑くタフな夏の振り返り

今夏も、昨年に続き暑い夏でしたね。 北海道で、9月も10日になるのに30度超えって、今まであったでしょうか。。。 今日はようやく20度台の半ばで落ち着いて、過ごしやすい1日でした。 今夏は、暑さと同時に、多くのことが同時多発で立て込んだ夏でもありまし…

暑くタフな夏の振り返り

今夏も、昨年に続き暑い夏でしたね。 北海道で、9月も10日になるのに30度超えって、今まであったでしょうか。。。 今日はようやく20度台の半ばで落ち着いて、過ごしやすい1日でした。 今夏は、暑さと同時に、多くのことが同時多発で立て込んだ夏でもありまし…

暑くタフな夏の振り返り

今夏も、昨年に続き暑い夏でしたね。 北海道で、9月も10日になるのに30度超えって、今まであったでしょうか。。。 今日はようやく20度台の半ばで落ち着いて、過ごしやすい1日でした。 今夏は、暑さと同時に、多くのことが同時多発で立て込んだ夏でもありまし…

大学教員、遠隔授業対応にアセをかく

ずいぶん前になりますが、4月の中旬だったでしょうか、ラジオで日本の大学のコロナ対応に対してコメンテーターが語っていました。 当時、コロナによるロックダウンで、大学では全国的に授業開始ができないでいました。 同じ時、カナダの大学に勤める友人から…

自分で自分の仕事のテーマを見つけるのが仕事

複雑なタイトルですが、大学教員の仕事のすすめ方をひと言で表すと、このような言い方もできます。 大学の研究室体制には、大きく二つの形態があります。 一つは講座、ユニットといった、複数教員がチームで活動するスタイルです。一般には、○○学研究室とい…

長い休みと仕事

長い休みでした。 私の大学では、5月6日は授業実施日で、暦よりもひとあし早くGWが幕を閉じます。 大学の講義日程と祝日については難しい関係があります。 大学では同じ曜日が何度も祝日になることを、できるだけ避けたいです。それは、休みを重ねた曜日の講…

2018年、仕事の棚卸し

年明け、日々の仕事が、なかなか充実しています。 先週から今週にかけて、4社の企業の方とミーティングの時間を持ちました。 新しい研究の芽であったり、すでに成果の出た研究の果実だったり、と実りのある意見交換の時間になりました。 また、私のゼミの卒…

研究室選びのガイダンスがありました

私たちのような中小規模の私立大学では、教員はマルチな仕事を求められます。 講義(教育)、学生の卒論指導、研究、論文執筆、学会発表、業界誌への技術的なレポート投稿、講演などといったものは、みなさんが大学教員に抱くわかりやすい業務ではないでしょ…

ルーメンアシドーシスについての講義を受けました

何度かブログで紹介しましたが、私は今期、獣医学類のF講師とカナダから留学してきているO教授との共同実験に取り組んでいます。 今日は、O教授から、私の研究室に在籍している3年生に講義をしてもらいました。 テーマは、O教授の自己紹介とルーメンアシドー…

大学教員の醍醐味 いつでも学べることのありがたさ

帯広に来ました。ウシのエサに関する研究グループの会議に参加するためです。 私は、そのグループのメンバーではないのですが、新しいエサの取り組みについての検証を依頼されました。そこで、研究室の3年生たちと、検証実験を行いました。その成果について…

ストレスなく食を制するための行動学

今頃、予定通りなら、大学の牛舎で作業をしている時間帯。羽田空港で、今夜のフライトを待つ時間をつぶしています。 なぜなら、昨夜の台風で、予定していた便が欠航になったためです。 昨日は、虫の知らせで、何げなく空港に向かう途中の品川駅でANAアプリを…

作物を育てられない土で、ウシのエサを育てる話

私は、4年生対象に、乳用家畜飼養学実習を開講しています。 4年生は、卒業要件を満たしている学生が多く、履修者はあまり多くはありません。 人数が少ないので、フットワークの軽い実習ができるので、今回は、技師に学内圃場(飼料・牧草畑)を案内してもらう…

学生は、講義の何割を理解しているのか?

私が担当している講義・実習に、家畜栄養学と家畜管理栄養学実験というのがあります。 そこでは、牛の第一胃(ルーメン)の栄養素の消化について、学んでもらいます。 先日、栄養学の講義の後に、わからないことがあるので、教えて欲しいという学生が私の部屋…

チームビルディングと、チームの底力

個人よりも、チームの方がすぐれていること、 信頼できるチームを作るのは、そんなに難しいことではないこと、 たまたま、チームというものについて、二日続けて、実感する機会がありました。 今年、私の研究分野では、超大物の、カナダで活躍するO教授が、…

原稿執筆:反芻の新しい考え方

新学期の始まりです どこの職場も新年度は、多少なりと緊張感を持って仕事がスタートしますよね。 大学では、3月までは、比較的自己に向かう仕事中心のスタイルが可能でしたが、4月からは当然ながら、学生に向かう仕事中心のスタイルにガラッと変わります。 …

学びたい人、学びに関心のない人

先日、嬉しい出来事がありました。私の研究室では、この時期、3年生に対して、来年度に向けての面談を実施しています。 面談では、進路や卒論について、尋ねることにしています。 最後の演習の時間に、そのアナウンスをしましたが、一番最初に訪問してきてく…

学生時代に困る経験をした方が良いか

私の学生時代、 生協の本売り場に、春先になると出回る、手作りの小冊子がありました。 正確なタイトルは忘れましたが、講義を担当する教員の鬼仏(オニホトケ)表です。 この講義を担当する教員はユルくて単位を取りやすいので「仏」。こちらの教員は単位認…

学生時代における無から有を生み出すほぼ唯一の経験とは

昨今、アクティブラーニングといって、生徒や学生の主体性を引き出す授業形態が注目されています。これまでのように受け身一辺倒の授業では、考える力や、考えたことを伝える力が身につかないという発想から、注目を集めているようです。 大学において、学生…

地方私立大学の乳牛栄養学を専門にする教員はこの時期何をしているのか?

先週から分析(実験)ウィークが始まりました~実験室で、かけずり回る立ち仕事で毎日グッタリです~ 今年度は、エサやルーメン内容物やルーメン液の化学成分を分析します。そんなに複雑多岐ではないですが、それでも乾物、タンパク質、繊維質(NDF)の各含…

苦しみながらも頑張っている学生A君

本学では、教員は大きく二つの担任としての役割を持ちます。 一つはわかりやすいところで、研究室に配属になる3年次以上の学生です。私の研究室には、3年生8人、4年生8人の16人が在籍しています。彼からみると、私のような立場は研究室の指導教官ということ…

子育ての悩みを少しだけ楽にする方法

私の大学では保護者懇談会という行事があります。普段訪れる機会のない子供の通っている大学を訪問し、希望すれば子を指導している教員と面談をすることができます。 私は2年生の担任(アドバイザー)と3~4年生のゼミ指導教官を任されています。この土曜日に…

学習するのに最適なタイミングとは

私の研究室は、夏休みから秋にかけてが卒論研究のピークです。牛という生き物を管理しながらの研究のため、朝に夜に、平日に休日に、サンプリングやデータ測定のために牛舎に通うことになります。 学生は自分の卒論だけで良いのですが、教員はいくつもの卒論…

限界を超えた仕事量から得られる自己成長とは

おばんでした。 帯広から札幌へ向かう特急内での更新です。 いやあ頑張りました。そして、燃え尽きました。 何を頑張ったかというと、若手獣医師の方たちを対象にした学習会です。休日にも関わらず45人が集まってくださりました。 今回のテーマは私の専門で…

研究者のノルマとは?

先週末に北海道畜産草地学会が新得町の畜産試験場で行われました。私は、昨年、この学会の学会賞をいただきました。非常にありがたく、かつ名誉なことです。 その受賞式と講演は昨年の学会で行われる予定でしたが、北海道を襲った大型台風の影響で大会自体が…

密度の濃い、長い1日を過ごしました:大学教員はハードワーク

おばんでした、イズミです。 今日は疲れました~ 卒論研究が本格始動したため、学生とともにサンプリングが始まったからです。 朝4時半に起床し、5時からの搾乳サンプリング、6時半に搾乳が終わった後は実験対象牛の胃液採取、牛舎から上がって朝食休憩を兼…